ご訪問ありがとうござ8います
1のつづき
『
2.2.1 細菌感染
今日の日本では細菌感染症が激減しました。化膿性扁桃炎、化膿性中耳炎、化膿性副鼻腔炎(青ばな)、化膿性虫垂炎、化膿性肺炎、化膿性腹膜炎、化膿性毛嚢炎(面疔なども含む)などが少なくなりました。
これは日本人が過剰の化膿性炎症を引き起こしにくい体質になったからです。
過剰の顆粒球血症は、常在菌やその他の浸入菌と反応して、膿を作る化膿性の炎症を強く起こしやすいのです。
細菌処理のために必須の白血球である顆粒球は、過剰によってむしろ化膿性の炎症を拡大してしまうことを知る必要があります。
交感神経の緊張が続くと顆粒球が過剰になる
顆粒球の過剰を引き起こす原因は、交感神経緊張の持続によって誘導されます。顆粒球が膜状にアドレナリンレセプターをもち、交感神経刺激で骨髄の顆粒球生産が上昇するように調節されているからです。
したがって、今日の日本人は交感神経優位の体質から副交感神経優位の体質になって、化膿性炎症を引き起こしにくくなったのです。これは、経済や社会の発展によって重労働から解放され、また衣食住が充実したことによります。
このように、抗生物質の使用とは関係なくても化膿性の炎症は減少するのです。貧しい国や発展途上国では、いまでも化膿性の炎症がまん延しています。
粒子の大きい細菌はほとんど顆粒球のみで処理されますが、抗原の一部はリンパ球を多少誘導し、免疫を残すこともあります。ときには、細菌でも結核菌などのようにサイズが小さくなると、顆粒球とリンパ球の誘導が1:1で起こります。
このため結核結節中には、マクロファージや顆粒球のような貪食細胞とリンパ球が共存することになります。BCGの免疫でもわかるように、結核にはかなりの免疫も成立してくるのです。
顆粒球が多すぎると手術の傷もふさがらない
外科手術などの創傷がなかなか治癒しない患者がいます。つまり、傷口がふさがらず、ついには膿が吹き出すのです。このような状態が何ヶ月も何年も続くことがあります。抗生物質の治療によっても改善しません。
このような患者では、顆粒球が多すぎて常在菌と反応して炎症を起こし、創傷の治癒が妨げられています。
このような患者は交感神経緊張になっているのです。ストレスなどの原因を取り除きさらに針治療や漢方薬の治療などで顆粒球を減少させると、治癒が得られます。
針治療も漢方薬も副交感神経反射を誘発し、顆粒級数を下げ、リンパ球を上げる力をもっています。
歯槽膿漏や痔は、重症化すると化膿することも多くあります。これらの病気は、働きすぎなどの交感神経緊張の持続によって、全身性に血流障害と顆粒急増多がくることから始まっています。
顆粒球は骨髄でつくられ粘膜に移行して死滅していますが、この反応が強すぎると、顆粒球の放出する活性酸素によって組織が破壊されるからです。
そして、常在菌の多い歯肉や直腸が、この組織破壊のターゲットとなるのです。
したがって、歯槽膿漏や痔を治療するためには、口腔内や肛門付近を清潔に保つとともに、働きすなどによる過剰交感神経緊張を解く必要があります。
痔に痛み止め(NSAIDs)の入った座薬を使用するのは間違いです。痛み止めは顆粒球の炎症には増悪剤だからです。
』
3につづく
過日に痔が治ったことをアップしました。
卵油の効果はすばらしいものだと思います。
でも
痔を患うことそのものの意味を振り返れば
「歯槽膿漏や痔は、重症化すると化膿することも多くあります。これらの病気は、働きすぎなどの交感神経緊張の持続によって、全身性に血流障害と顆粒急増多がくることから始まっています。」
なので今のままの生活が続き
交感神経緊張が継続すれば
また痔になる可能性は大いにあるということがわかります。
さらに続けばまたまた癌になることも・・。
私の帯下も
「顆粒球が多すぎて常在菌と反応して炎症を起こし」
ての反応なのではないかと思いました・・。
これは8月の検査の結果です。
coagulase negative Stapylococcus(コアグラーゼ陰性ブドウ球菌)→普段から皮膚にくっついていたりしても不思議のないもの。常在菌
corynebacterium sp(コリネバクテリウム)→皮膚の正常細菌叢の一部。皮膚や膣内の常在菌(ちなみに乳酸菌の一種で膣を酸性に保つ働きもあり、干物のくさやの漬け液は親戚筋にあたるものもあるらしいです・・。(^^;))
癌になる前の仕事量からしたら
半分にも満たない量なのですが
まだまだ
快復途中の今の私には
仕事し過ぎの生活のようです。
同じ轍を踏むわけにはいきませんので
なんとか工夫して生活していきたいと思います。
それから
「このような患者は交感神経緊張になっているのです。ストレスなどの原因を取り除きさらに針治療や漢方薬の治療などで顆粒球を減少させると、治癒が得られます。」
ということなので
その辺も参考にして・・(●´ω`●)ゞ
あっという間にこの時間ですね
皆様お疲れ様です。これからの時間も素敵な時間を

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『
2.2.1 細菌感染
今日の日本では細菌感染症が激減しました。化膿性扁桃炎、化膿性中耳炎、化膿性副鼻腔炎(青ばな)、化膿性虫垂炎、化膿性肺炎、化膿性腹膜炎、化膿性毛嚢炎(面疔なども含む)などが少なくなりました。
これは日本人が過剰の化膿性炎症を引き起こしにくい体質になったからです。
過剰の顆粒球血症は、常在菌やその他の浸入菌と反応して、膿を作る化膿性の炎症を強く起こしやすいのです。
細菌処理のために必須の白血球である顆粒球は、過剰によってむしろ化膿性の炎症を拡大してしまうことを知る必要があります。
交感神経の緊張が続くと顆粒球が過剰になる
顆粒球の過剰を引き起こす原因は、交感神経緊張の持続によって誘導されます。顆粒球が膜状にアドレナリンレセプターをもち、交感神経刺激で骨髄の顆粒球生産が上昇するように調節されているからです。
したがって、今日の日本人は交感神経優位の体質から副交感神経優位の体質になって、化膿性炎症を引き起こしにくくなったのです。これは、経済や社会の発展によって重労働から解放され、また衣食住が充実したことによります。
このように、抗生物質の使用とは関係なくても化膿性の炎症は減少するのです。貧しい国や発展途上国では、いまでも化膿性の炎症がまん延しています。
粒子の大きい細菌はほとんど顆粒球のみで処理されますが、抗原の一部はリンパ球を多少誘導し、免疫を残すこともあります。ときには、細菌でも結核菌などのようにサイズが小さくなると、顆粒球とリンパ球の誘導が1:1で起こります。
このため結核結節中には、マクロファージや顆粒球のような貪食細胞とリンパ球が共存することになります。BCGの免疫でもわかるように、結核にはかなりの免疫も成立してくるのです。
顆粒球が多すぎると手術の傷もふさがらない
外科手術などの創傷がなかなか治癒しない患者がいます。つまり、傷口がふさがらず、ついには膿が吹き出すのです。このような状態が何ヶ月も何年も続くことがあります。抗生物質の治療によっても改善しません。
このような患者では、顆粒球が多すぎて常在菌と反応して炎症を起こし、創傷の治癒が妨げられています。
このような患者は交感神経緊張になっているのです。ストレスなどの原因を取り除きさらに針治療や漢方薬の治療などで顆粒球を減少させると、治癒が得られます。
針治療も漢方薬も副交感神経反射を誘発し、顆粒級数を下げ、リンパ球を上げる力をもっています。
歯槽膿漏や痔は、重症化すると化膿することも多くあります。これらの病気は、働きすぎなどの交感神経緊張の持続によって、全身性に血流障害と顆粒急増多がくることから始まっています。
顆粒球は骨髄でつくられ粘膜に移行して死滅していますが、この反応が強すぎると、顆粒球の放出する活性酸素によって組織が破壊されるからです。
そして、常在菌の多い歯肉や直腸が、この組織破壊のターゲットとなるのです。
したがって、歯槽膿漏や痔を治療するためには、口腔内や肛門付近を清潔に保つとともに、働きすなどによる過剰交感神経緊張を解く必要があります。
痔に痛み止め(NSAIDs)の入った座薬を使用するのは間違いです。痛み止めは顆粒球の炎症には増悪剤だからです。
』
3につづく
過日に痔が治ったことをアップしました。
卵油の効果はすばらしいものだと思います。
でも
痔を患うことそのものの意味を振り返れば
「歯槽膿漏や痔は、重症化すると化膿することも多くあります。これらの病気は、働きすぎなどの交感神経緊張の持続によって、全身性に血流障害と顆粒急増多がくることから始まっています。」
なので今のままの生活が続き
交感神経緊張が継続すれば
また痔になる可能性は大いにあるということがわかります。
さらに続けばまたまた癌になることも・・。
私の帯下も
「顆粒球が多すぎて常在菌と反応して炎症を起こし」
ての反応なのではないかと思いました・・。
これは8月の検査の結果です。
coagulase negative Stapylococcus(コアグラーゼ陰性ブドウ球菌)→普段から皮膚にくっついていたりしても不思議のないもの。常在菌
corynebacterium sp(コリネバクテリウム)→皮膚の正常細菌叢の一部。皮膚や膣内の常在菌(ちなみに乳酸菌の一種で膣を酸性に保つ働きもあり、干物のくさやの漬け液は親戚筋にあたるものもあるらしいです・・。(^^;))
癌になる前の仕事量からしたら
半分にも満たない量なのですが
まだまだ
快復途中の今の私には
仕事し過ぎの生活のようです。
同じ轍を踏むわけにはいきませんので
なんとか工夫して生活していきたいと思います。
それから
「このような患者は交感神経緊張になっているのです。ストレスなどの原因を取り除きさらに針治療や漢方薬の治療などで顆粒球を減少させると、治癒が得られます。」
ということなので
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あっという間にこの時間ですね
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