ご訪問ありがとうございます
例によって印象に残ったところの抜粋です
『
常識36
塩分の少ない食生活で脳梗塞になる
医者たちも間違えてしまう理由があります。その理由は、昭和20~30年代にかけての日本の貧しさが生んだ勘違いです。
貧しいと、冬には交感神経が緊張します。
たとえば、女性には、ご飯を炊くために朝早く起きて薪に火をつけなくてはならない、というような過酷さにありました。
これにはやはり、交感神経の緊張が起こります。
昔の人たちはそうした肉体的な過酷さを支えるために、ご飯を何杯もおかわりをして、しょっぱいものをたくさん食べていました。
そうして血圧を上げないと、過酷な労働はできなかったのです。
昔の人たちは、ご飯やしょっぱい物をたくさん食べることにより身を守っていたのに、その食生活によって脳卒中を起こしていた、と勘違いしたから問題が起こったのです。
食生活が問題であれば、「塩分は控えれば控えるほどいい」ということが「常識」だと考えられてしまいます。
しかし、過酷な労働が必要な時代ではなくなったとき、塩分を控えれば何が起こるでしょうか。
「血圧は低ければ低いほどいい」、というような風潮とあわせて、人々は活力を失い無気力な世界に入ってしまったのです。
塩分の少ない食事や血圧降下剤によって生じた無気力な世界の人々は、血圧を押し出す力がちいさくなったので、血流障害による脳梗塞が起こるようになったのです。
だからいま、寝たきりと認知症が問題になっているのです。
「寝たきり」というのは、ミトコンドリアの多い赤筋の障害です。
「認知症」もミトコンドリアの多い脳神経細胞の障害です。
どちらも酸素不足による障害なのです。
昔も脳梗塞や心筋梗塞はありましたが、それらは過酷な生き方による相対的な血流障害でした。それに対して、いまは活きる力を落とすような食生活と薬によって、体内の血液循環の循環が低下することによる脳梗塞が問題になっています。
特別養護老人ホームにいくと、ほとんどが寝たきりか認知症です。
寝たきりになれば、血圧はさらに低くなります。それでもまだ、血圧の薬が出されています。寝たきりになって最高血圧が120~100mmHgになれば、普通は血圧降下剤はかえって危険だと考えられるはずです。それなのに、まだ処方されているのが現状です。
日本では、こういう医療がはびこっています。
日本ではいま、介護保険を拡大して、みんなからお金を集めています。本来、人間だって野生動物の端くれだったはずで、寝たきりでこの世を去るということはなかったはずです。
だいたい亡くなる数日前までは働いていて、ある日、亡くなっていたことに家族が気づく、というのが普通の死に方でした。それが「常識」だったのですが、そうした死に方はできなくなくなりました。
必要以上に薬で血圧を下げたり、塩分控えめで血流を不活発にしたりしていること、それが日本の問題で、小賢しさの世界なのです。
心筋梗塞は、医者が過酷な生き方を指摘できないことが問題なのですが、脳梗塞は、「血圧は低ければ低いほどいい」といった勘違いが起きたことによる過剰治療の問題です。
いままで誰もそれを指摘できませんでした。
患者本人も医者も気づいていません。医療の対象にすべきものでないものを、医療の対称にしてしまったのです。
医者や薬に頼るのではなく、心臓や脳に負担をかけない生き方を工夫しないとだめです。
』
私はこれまで
認知症の方や脳梗塞の後の片麻痺障害の方々と関わってきました。
毎日のバイタルチェックで
血圧が90~80台になってしまい
傾眠傾向、食欲低下、不活発などのため
かかりつけの先生にデイサービスでの様子を報告しましたが
それまで飲んでいた降圧剤は減らされることもなく
そのままということがほとんどでした。
血圧の低下は認知症の症状を確実に進めてしまうと
経験上自信を持っていえます。
脳梗塞後遺症の方々も動きが制限されてきます。
なにかがおかしい・・。
現在のところ
薬に関しては主治医の先生の考え方が100%の主導権を持っています。
介護の現場で日々身体に関する様々な症状を観察できていても
恐らく一時薬をお休みして様子を見たほうがいいのではないかと思っても
直接的にどうすることもできません。
現場の皆さんはどんな風に感じているでしょうか・・。

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例によって印象に残ったところの抜粋です
『
常識36
塩分の少ない食生活で脳梗塞になる
医者たちも間違えてしまう理由があります。その理由は、昭和20~30年代にかけての日本の貧しさが生んだ勘違いです。
貧しいと、冬には交感神経が緊張します。
たとえば、女性には、ご飯を炊くために朝早く起きて薪に火をつけなくてはならない、というような過酷さにありました。
これにはやはり、交感神経の緊張が起こります。
昔の人たちはそうした肉体的な過酷さを支えるために、ご飯を何杯もおかわりをして、しょっぱいものをたくさん食べていました。
そうして血圧を上げないと、過酷な労働はできなかったのです。
昔の人たちは、ご飯やしょっぱい物をたくさん食べることにより身を守っていたのに、その食生活によって脳卒中を起こしていた、と勘違いしたから問題が起こったのです。
食生活が問題であれば、「塩分は控えれば控えるほどいい」ということが「常識」だと考えられてしまいます。
しかし、過酷な労働が必要な時代ではなくなったとき、塩分を控えれば何が起こるでしょうか。
「血圧は低ければ低いほどいい」、というような風潮とあわせて、人々は活力を失い無気力な世界に入ってしまったのです。
塩分の少ない食事や血圧降下剤によって生じた無気力な世界の人々は、血圧を押し出す力がちいさくなったので、血流障害による脳梗塞が起こるようになったのです。
だからいま、寝たきりと認知症が問題になっているのです。
「寝たきり」というのは、ミトコンドリアの多い赤筋の障害です。
「認知症」もミトコンドリアの多い脳神経細胞の障害です。
どちらも酸素不足による障害なのです。
昔も脳梗塞や心筋梗塞はありましたが、それらは過酷な生き方による相対的な血流障害でした。それに対して、いまは活きる力を落とすような食生活と薬によって、体内の血液循環の循環が低下することによる脳梗塞が問題になっています。
特別養護老人ホームにいくと、ほとんどが寝たきりか認知症です。
寝たきりになれば、血圧はさらに低くなります。それでもまだ、血圧の薬が出されています。寝たきりになって最高血圧が120~100mmHgになれば、普通は血圧降下剤はかえって危険だと考えられるはずです。それなのに、まだ処方されているのが現状です。
日本では、こういう医療がはびこっています。
日本ではいま、介護保険を拡大して、みんなからお金を集めています。本来、人間だって野生動物の端くれだったはずで、寝たきりでこの世を去るということはなかったはずです。
だいたい亡くなる数日前までは働いていて、ある日、亡くなっていたことに家族が気づく、というのが普通の死に方でした。それが「常識」だったのですが、そうした死に方はできなくなくなりました。
必要以上に薬で血圧を下げたり、塩分控えめで血流を不活発にしたりしていること、それが日本の問題で、小賢しさの世界なのです。
心筋梗塞は、医者が過酷な生き方を指摘できないことが問題なのですが、脳梗塞は、「血圧は低ければ低いほどいい」といった勘違いが起きたことによる過剰治療の問題です。
いままで誰もそれを指摘できませんでした。
患者本人も医者も気づいていません。医療の対象にすべきものでないものを、医療の対称にしてしまったのです。
医者や薬に頼るのではなく、心臓や脳に負担をかけない生き方を工夫しないとだめです。
』
私はこれまで
認知症の方や脳梗塞の後の片麻痺障害の方々と関わってきました。
毎日のバイタルチェックで
血圧が90~80台になってしまい
傾眠傾向、食欲低下、不活発などのため
かかりつけの先生にデイサービスでの様子を報告しましたが
それまで飲んでいた降圧剤は減らされることもなく
そのままということがほとんどでした。
血圧の低下は認知症の症状を確実に進めてしまうと
経験上自信を持っていえます。
脳梗塞後遺症の方々も動きが制限されてきます。
なにかがおかしい・・。
現在のところ
薬に関しては主治医の先生の考え方が100%の主導権を持っています。
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恐らく一時薬をお休みして様子を見たほうがいいのではないかと思っても
直接的にどうすることもできません。
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