今日は辛い恋愛相手だった男性の誕生日
当時、一緒に彼の誕生日を祝いながら将来について話をし、彼との未来を想像した。
専業主婦希望の彼の言うがままに前職場へ退職願を提出した。
私個人としての成功よりも彼を支えていく道を選択した。
一方で、仕事へ対する枯渇感は日に日に大きくなっていった。
このまま本当に辞めてしまってもいいのだろうか…
そんな時、大学院時代の恩師が研究職としての現ポジションを紹介してくれた。
彼に話すと、当然のごとく怪訝な顔をし、
「お前は社会的成功にこだわるんだな」
と言われ、何とか体のいい言い訳をして、1年間限定で着任が許可された。
正直、私はこれまでのキャリアをすべて捨てて家庭に入ることはできないとわかってた。
でも私は彼とどうしても一緒になりたかった。
だから自分の中にある研究者としての野心を必死で隠して貞淑な妻になるつもりでいた。
そんな自分の考えとは裏腹に新しい職場での仕事は楽しかった
未知の世界で繰り広げられる研究に夢中になった。
平日のほとんどを出張で帰らない彼に見えないところで、夢中で仕事をした。
今思えば、根本的に噛み合わない2人だった。
当時の私は、自分の中にある可能性を隠し、自分に嘘をつき、可愛いふりをしていた。
終わってしまった時に見えなかったことが今なら見える。
遠回りに思えたことも今なら最短距離だったとわかる。
無駄な経験なんて何一つもない。
どんな辛い現実だって、ちゃんと道は拓けるから諦めないで。
起きている現実が最善で最良
そう信じて、自分の選択を、人生を信じて生き抜いてね!!!
ノスタルジックな今日は、前彼との別れ癒しソングエトピリカを聴いて感傷に浸ります