こんにちは。
支援者支援のしにゃ先生です。
昨日はうちの会員さんに、、、
支援者として無用な苦しみを
抱えることなく、
援助に心身を
やられてしまうことなく、
支援対象者に近づきすぎず
離れ過ぎず、
”それなりにいい感じ♪”
でやっていく秘訣をお届けする
セミナーを開催しました。
今年9月より
感情セラピー【AC回復編】
というオンライン講座を
やっておりましてね、
8人のクライエントさんと
共に取り組んでおります。
そのオプションで開催した
セミナーです。
ところでどうして
AC回復の講座で
対人援助にまつわることやるの?
って話なんですが、
当所ではあるあるでして、
クライエントさんの職業、
対人援助職の割合が非常に高い!
今回もその割合、
75%!
援助者の8割はACという
意見があるんですが、
これまで支援やってきて
だいたいそれくらいに落ち着きます。
昨日のセミナーでは
なんで自分が支援の中で
たびたび行き詰まるのか、
なにを解決すれば
行き詰まりから脱出できるのか、
やっとそれがわかりました!
よかった!
と喜んでいただけました^^
じゃあそれってなに?
ってことになるんですが、
まずは私たち援助者が
ひっかかりやすいものを
いくつかに分けてお届けします。
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支援の行き詰まりを招きがちな要因
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①行き詰まりの原因を
「能力不足」に帰属させる
ここに原因帰属すると、
知識や技術を上げるための
セミナーやワークショップなどに
参加するという「対処」を
することが多いと思います。
能力的な問題で
行き詰ってきただけなら、
これで解決しますよね。
だけどこれで少々
持ちこたえることができても、
気づけば同じ悩みに陥る…
って方も少なくありません。
以前の私もガッツリここにハマり、
完全なるセミナージプシー( ̄▽ ̄;)
受講直後は安心感が増えても、
気づけばまたもやいつもの悩み。。。
この状態であれば
解決すべきことは他にありそうです。
思い当たる方は
こんなことをチェックしてみてください。
□理想の自分ばかり見ていないか
□自分の価値を「役に立ったか否か」で
ジャッジしていないか
□周りと比べて自分を卑下していないか
□「能力=価値」と思い込んでいないか
□支援者という役割ではない
素の「自分自身」のことが好きか
このあたりにチェックがつくなら
解決すべきは
★否定的な自己像の修復
です。
簡単に言えば
*低い自己肯定感
*「私はダメ」という自己否定
*「価値がない」という思い込み
などといった
生きづらさのタネを
修理してあげよう!
ってことです。
支援者である以前に
ありのままの自分を、
しかも不完全で
欠点もたくさんある自分を、
昨日よりも今日、
今日よりも明日、
少しずつ、
でも着実に受け容れていく。
昨日はその受け容れ方も
お伝えしたところです。
そんな受容の
プロセスを経て、、、
「周りと比べて有能!
ってわけではないけど、
自分なりに頑張れてるし、
助かっているクライエント
(子ども、生徒、患者、利用者etc.)
はゼロってことないし、
全然すごくはないけど、
私、そんなに悪くないよね♪」
こうなれたら、
能力的には今のままでも
支援だけでなく普段の生活も
ぐっと楽になるもの。
それだけでなく
今の自分を受け容れられると
肩の力がスッと抜けるわけで、
そうなると!
なんとなんと!
支援の質が自動的に上がる
なんてオマケがついてきて
超ラッキー( ´艸`)
「能力上げなきゃ!」
と直でお尻叩くほどに
持てる力すら発揮できず、
その反対に
「この私でいいんだ~♪」
と受容するほどに
楽ちん+ポテンシャル開花🌷
「能力上げなきゃ!」
「今の私ではダメだ!」
の悪循環で困っている方は
ぜひ参考にしてみてください。
(素の自分を受容するのは
勇気も要りますが)
今日の内容はここまでです。
次回のブログでは
行き詰まりを招きやすい要因
その②として、
●「どうにもあの人が苦手!嫌い!」
をお届けします。
ではではまた!
・・・・・・・
追伸、
昨日のセミナーで
認知行動療法(CBT)の
講座を開いてもらいたい!
といった要望がありましてね。
これまでにも
セミナーや講座は何度も
開催してきたのですが、
受講者が集まりそうなら
★対人援助職の方限定!
で年明け早々にでも
開催しようかなと考え中。
もし対人援助職の方で、
*自分のため
*家族のため
*支援対象者のため
にCBTを学びたい!
という方いらっしゃったら
お知らせください。
4人以上集まれば
開講に向けてプログラム組み立てて、
年内には告知いたします(`・ω・´)ゞ
ちなみにわたくし
日本認知療法・認知行動療法学会
の会員歴20年ですので
怪しい者ではございませんよ(^^;)