味わって生きる
「味わって生きる」素晴らしい言葉だと思いませんか![]()
私は人生これに尽きるといっても過言ではない程に大切な生き方だと痛感しています。
また、こんな表現方法は他の国にあるのでしょうか?
日本語って本当に奥深いです。
「使命・目的・目標を持って生きる」ことも確かに生きるエネルギーを活性させてくれる素晴らしい生き方だと実感します。
どちらも素晴らしい生き方だと思うし、状況によっても違うので様々なとらえ方があっていいと思っています。
今日は「味わう」について・・・
例えば食事をするとき、流しこむようにただ食べているのか、味わって食べているのか、では大きく違います。
1杯のお茶を飲むとき
、なんとなく飲んでいるのか、味わって飲んでいるのか。
色々あります。歩くとき
、ただ歩いているのか、大地を味わって歩いているのか。
会話する時も、味わって会話をしているのか。
音楽を聴くときも、湯船につかる時も、誰かと一緒にいる時も、、、
それを味わっているのか。。。 ただこなしているのか。。。
「味わう」という行為は、心も精神も肉体も、一つにまとまり集中している「今ここ」の状態です。
目まぐるしく変わっていく日々、用事をこなすことに追われ、味わう余裕がないかもしれません。
何かを達成する為にいちいち味わっている暇がないかもしれません。
または、絶望ゆえ、それどころではないかもしれません。
何が大切なのでしょうか。どこに行こうとしているのでしょか。何を求めているのでしょうか。
今、目の前にあることに心から関わり、味わうことも素晴らし人生ではないでしょうか。
その時、その時を「味わって」生きる事、とても豊かな人生です。
「味わって生きること」は、平凡な毎日が最善であることに感謝の気持ちが湧くと同時に、先が見えなくても、目標があってもなくても、病であっても健康であっても、老いであっても若くても、1日1日を豊かに生きることにつながると私は思うのです。