しかし、その子供たちはバブルを体験していない。バブル崩壊後であり、経済的に伸びるということを体験できていない。これは日本経済にとっても、彼らにとっても痛手である。
日本の話は置いておき、では景気のポイントをさらに語って行こう。
▼環境が景気を変える
2つ目のポイントはインフラである。インフラとは国民や住民が生活で使う、交通手段であり、電話であり、水道、ガス、電気、インターネットなどのことだ。このインフラが整った瞬間にそこの土地は数倍に跳ね上がる。
例えば、私の北京の友人はこう語っていた。「ここの家は嫁のお姉さんの家なんだけど、買った当時、回りは何もなかったんだ。でも地下鉄駅がすぐそばに出来きたお蔭でショッピングモールも出来たし、結果4年間でこの家は400万円から2000万円になったよ。」
この話は偶然でもなく必然である。思い起こしてほしい。日本においても戦後焼け野原になったが、その後誰がこのように経済的に発展を遂げて世界に誇る経済大国になると予想できたか。
もしもタイムスリップすることが出来るのであれば、まだ価格が上がっていない銀座や青山、六本木の家や土地を誰もが買うだろう。それが数倍、数十倍に価格が跳ね上がるのであれば確実な投資になるのであるから・・・。しかしそれは実現性のない話。
しかし実はこの現象がいま、新興国で起こっている。歴史は繰り返すし法則が必ずある。東南アジアに目を向けてみると、マレーシア、フィリピン、タイとこれからインフラが整い、毎年経済成長を遂げている国々がある。この法則を知っていれば、次にやるべきことが見えてしまうのである。
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