Q 中古資産を買ったのですが、減価償却の耐用年数はどのように計算すればいいのでしょうか?
Q 中古資産を買ったのですが、減価償却の耐用年数はどのように計算すればいいのでしょうか?
中古資産の耐用年数は、その資産を事業の用に供した日以後の使用可能期間として見積もられる年数を耐用年数とすることができます。
この使用可能期間の見積もりをすることが難しいときは、下記の簡便法を用いて耐用年数を計算することができます。
1.法定耐用年数をすべて経過した資産
・・・ 法定耐用年数の20%に相当する年数
2.法定耐用年数の一部を経過した資産
・・・ 法定耐用年数 - 経過した年数 + 経過した年数 × 20%
上記の計算式で年数が2年未満の場合は2年として計算します。
上記の計算式に当てはめて計算すると下記の例のようになります。
《法定耐用年数8年の機械備品を経過年数○年経過した中古資産》
A.○年が10年だった場合
1.を使い、8年×20%=1.6年(1年未満の端数は切り捨て)
計算では1年となりますが、2年未満は2年とするため、耐用年数は2年となります。
B.○年が5年だった場合
2.を使い、8年-5年+5年×20%=4年
耐用年数は4年となります。
以上のように簡便法を用いることにより耐用年数を計算することができます。
中古資産の耐用年数は、その資産を事業の用に供した日以後の使用可能期間として見積もられる年数を耐用年数とすることができます。
この使用可能期間の見積もりをすることが難しいときは、下記の簡便法を用いて耐用年数を計算することができます。
1.法定耐用年数をすべて経過した資産
・・・ 法定耐用年数の20%に相当する年数
2.法定耐用年数の一部を経過した資産
・・・ 法定耐用年数 - 経過した年数 + 経過した年数 × 20%
上記の計算式で年数が2年未満の場合は2年として計算します。
上記の計算式に当てはめて計算すると下記の例のようになります。
《法定耐用年数8年の機械備品を経過年数○年経過した中古資産》
A.○年が10年だった場合
1.を使い、8年×20%=1.6年(1年未満の端数は切り捨て)
計算では1年となりますが、2年未満は2年とするため、耐用年数は2年となります。
B.○年が5年だった場合
2.を使い、8年-5年+5年×20%=4年
耐用年数は4年となります。
以上のように簡便法を用いることにより耐用年数を計算することができます。