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西村眞悟全面支持のブログ

真の愛国議員・西村真悟衆議院議員を全面支援します。

「韓国人の売春婦うようよ」発言の西村氏除名 日本維新幹事長
2013.5.20 18:28

西村真悟衆院議員

 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は20日午後、慰安婦をめぐり「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」と発言し離党届を出した西村真悟衆院議員(比例近畿)を除名処分とし、本人に伝えたことを明らかにした。処分は18日付。幹部の持ち回りで決定した。

 松井氏によると、20日に西村氏と電話で話し、処分を伝えた上で「除名になれば、議席を返してほしい」と議員辞職を促した。西村氏は「大変迷惑を掛けた。出処進退は自分で決めたい」と応じたという。

 西村氏は17日の党代議士会で、共同代表の橋下徹大阪市長の慰安婦発言に関連し「韓国人の売春婦」に言及。直後の記者会見で「韓国と国名を挙げたのは不穏当だった」として発言を撤回し、離党届を出したが、松井氏は「発言は人権侵害であり言葉の暴力だ」として除名とする方針を表明していた。




日本維新の会が西村氏の除名処分を正式に決定しました。
これで、維新は言論の自由を認めない、中共並みの政党であることが判明しました。
それにしても、リーゼント知事の台詞、
「除名になれば、議席を返してほしい」
には、怒りを通り越して、笑ってしまいました。


①維新は2012年の衆院選で、西村氏の地盤である大阪17区において、堺市市議の馬場伸幸の擁立を決定した。
(ちなみにこの馬場、例の迂回献金問題で名前が挙がっておりました。また、国会質問において、毎回冒頭に本筋に関係のない寒~い川柳を披露することを恒例として、貴重な質問時間を浪費し続けています)
しかし、西村氏所属の旧太陽の党と維新が選挙直前に合併。
選挙区調整の結果、馬場が小選挙区に出馬する変わりに、西村氏を比例単独2位で処遇すると決定したのがコトの経緯です。
従って、西村氏は長年の地盤を譲った見返りとして、比例で出馬したわけですから、
譲ってもらった維新が、そもそも「議席を返せ」などとのたまうのは筋違いの話なのです。


②西村氏は、改革クラブ衆院代表として臨んだ2009年の衆院選にて落選しました。
所属しているのが今は亡き超弱小政党でしたから、比例復活も叶いませんでした。
この選挙は、2007年に弁護士法違反で有罪となった(これも国策捜査の疑いが大ですが)後の最初の選挙ですから、すさまじい逆風が吹き荒れておりました。
しかも「政権交代」自体が目的となっているかの如く、民主党への期待がピークに達していた、そんな時期でもあります。
西村氏はこの時の選挙において、36,650票を獲得(17.1%)しました。
そのような大逆風の中で、組織票もありませんから、これは殆ど地元における「コアな西村ファン」の票なのです。
今回の選挙において、旧太陽が維新と合併せず、西村氏が太陽の党から出馬していたとしても、
少なくとも前回並みの得票は可能であったと考えるのが自然なのではないでしょうか。
(もちろん単純比較はできないでしょうが…)
では、今回の選挙でのペケポン川柳こと馬場伸幸の得票数はいかに。


81,663(44.2%)  馬場 伸幸(維新)
52,634(28.5%)  岡下 信子(自民)
19,895(10.8%)  西 哲史(民主)
16,144(08.7%)  吉岡 孝嘉(共産)
11,544(06.3%)  辻 恵(未来)
2,778(01.5%)  奥田 クスミ(無所属)

計:184,658票

今回の選挙に大阪17選挙区から西村氏が出馬し、得票率が前回並であったならば、
31576票を獲得したことになります。
もちろん、西村支持者の票は馬場に加算されているはずですから、

馬場の得票である81,663票から、単純に西村支持票を引けば…

馬場の得票数は50,087票で、自民の岡下氏が辛くも当選していたのではないでしょうか。
このように、西村小選挙区不出馬によって、得をしたのは馬場であり、旧維新側なのです。


偉そうに「議席を返せ」というが、譲ってもらった地盤は返さない。
党の決定を経る前に、勝手に取材に応じ「除名にしたい」などと口走り、
除名へのレールを作ったのが松井。
これに呼応するように、子飼いの若手議員が、しこしこ党内で「西村除名」のための署名を集め
その数20人程度であったといいます。
どうも始めから、西村氏を切るシナリオを党執行部が描いていたとしか思えません。