発達障がいの人はケガをすることが多いと言われています。
それはなぜか?というと、障がいの特性である感覚鈍麻がその主な原因とされています。
感覚過敏はいろいろなことを人よりもよく感じ過ぎてしまうことですが、感覚鈍麻はその逆で、当然感じるはずのことが感じられないことです。
これは、痛みを感じる脳の仕組みの問題ではないかと言われています。
感覚鈍麻があると、なぜケガをしやすくなるのでしょうか?
発達障害-自閉症.net 痛みに鈍感 – 自閉症と発達障害の特徴・特性
ケガの原因は、感覚鈍麻だけではないようです。下記のリンク先の記事では、自分のボディイメージがつかめていない、注意力散漫が挙げられています。
大人ADHD月子の生き方 ケガと不注意とADHDの私。その驚きの原因とは!?
ケガが多くて困っている場合、その原因は何か、本人または周りが困っていることは何かを、注意深く調べてください。
ケガを防ごうとするあまりに、別の困りごとが起こってくるかもしれません。
また、本人が自覚して対策を行えない場合は、環境調整などで軽減することも考えてみてください。
:Written by Imaoka