国立研究開発法人 日本医療研究開発機構と福井大学は、共同研究を行って視線のパターンで思春期・青年期のASDを高い確率で判別できることがわかりました。
研究で用いられたのは「視線計測装置Gazefinder®」というものです。
これは「大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学 連合小児発達学研究科」および「公益社団法人 こどもの発達科学研究所」と協同し、JVCケンウッドが開発したものです。
主に幼児の注視点検出を行うもので、一歳六ヶ月健診で「かおテレビ」という名前で調査協力をしている自治体があり、幼児に対しての有用性を確認しようとしています。
今回は思春期・青年期ということで、16~41歳の男女を対象に、この装置を用いた調査を行いました。
その結果、80%の確率でASDを判別することができたそうです。
青年期になってから自閉症・発達障がいという診断を受けることも珍しくありませんので、このような装置で早期に診断する方法が確立されれば、早めに支援に繋げることができ、二次障がいの発症を抑えることができるかもしれません。
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 お知らせ
視線パターンで思春期・青年期の自閉スペクトラム症を高率で見分けることが可能に
JVCケンウッド
社会性発達評価装置「Gazefinder」
:Written by Imaoka
研究で用いられたのは「視線計測装置Gazefinder®」というものです。
これは「大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学 連合小児発達学研究科」および「公益社団法人 こどもの発達科学研究所」と協同し、JVCケンウッドが開発したものです。
主に幼児の注視点検出を行うもので、一歳六ヶ月健診で「かおテレビ」という名前で調査協力をしている自治体があり、幼児に対しての有用性を確認しようとしています。
今回は思春期・青年期ということで、16~41歳の男女を対象に、この装置を用いた調査を行いました。
その結果、80%の確率でASDを判別することができたそうです。
青年期になってから自閉症・発達障がいという診断を受けることも珍しくありませんので、このような装置で早期に診断する方法が確立されれば、早めに支援に繋げることができ、二次障がいの発症を抑えることができるかもしれません。
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 お知らせ
視線パターンで思春期・青年期の自閉スペクトラム症を高率で見分けることが可能に
JVCケンウッド
社会性発達評価装置「Gazefinder」
:Written by Imaoka