カナダのあるスターバックスに、「踊るバリスタ」と呼ばれる青年がいます。
 サムとい名のこの青年が、本当にダンスをするようオーダーされた飲み物を用意する動画がネットで広く拡散されました。

 サムさんの初めての職場となったスターバックスのとあるお店の店長は、自閉症であるサムさんの、自分では抑え切れない不随意運動を見て、それをダンスと捉えることを思いつきます。
 実際にサムさんは、不随意運動をしながら、オーダーされたコーヒーを作ることができました。

 サムさんの仕事ぶりの動画の存在を知り、それを拡散したいと思ったのは、別の自閉症の人物であるフライシュマンさんです。
 自分への誕生日プレゼントとして、この動画を広めて欲しいと自分のブログに書いたのだそうです。

 不随意運動は、自閉症・発達障がいの特性のひとつです。
 それが強く出る人もいますし、全くない人もいます。
 詳しく知りたい方は、東田直樹さんの著書が参考になるのではと思いますので、ご紹介します。

 訳がわからない、不思議だったり不気味だったりする不随意運動も、とらえ方ひとつで人を笑顔にしたりすることもあるのだと教えてくれる動画は、下記のリンク先のページでご覧いただけます。

FUNDO
自閉症で体をうまくコントロールできない青年が“踊るバリスタ”と呼ばれる名物店員に!




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:Written by Imaoka