10月30日に、福祉機器や住環境整備に関する展示・相談・研修機関の全国組織「全国福祉用具相談・研修機関協議会」が発足しました。

 福祉機器と聞いても、それがどんなものかイメージが湧かないかもしれません。
 機器は、ハードウェアからソフトウェアまで様々なものがあります。
 ソフトウェアで言うと支援アプリがそれに当たります。
 ハードウェアでは、車椅子や杖がそうです。

 技術がどんどん発達する現代では、福祉機器や住環境の整備についても開発や改良が重ねられています。
 普及のためには展示が必要です。
 どんな機器が必要か、どうやって使うかなどの相談が必要です。
 使い方や効果を伝える人材育成には、研修が必要です。

 そういった活動は、活発なところとそうでないところが国内に混在し、情報が集中すると、それが必要な人のところに届きにくくなってしまいます。
 全国組織の活動がその状態の改善に導いてくれることが期待されます。

福祉新聞WEB
福祉機器普及へ 展示・相談・研修機関の全国組織が発足


:Written by Imaoka