凸版印刷は、6月より学校関連の汎用システムのハードウェアからソフトウェアまでを一括提供しています。
 すでに佐賀県、京都府京田辺市に、オーダーメイドの教育システムを納入した実績があり、市町村の教育委員会に売り込みを行い、その自治体にある複数の学校への導入を行う形を考えているそうです。

 システムはタブレット端末や電子黒板などのICT機器を使った教材の企画、開発、運用支援までを考え、生徒の出欠管理や教職員の教務管理機能も備えたものを提供予定。
 費用は20校導入で1000万円程度とのことです。

 凸版印刷は東京書籍とともに「教科書クイズ」という無料アプリも開発しており、教育関連のシステム開発には注力していくようです。

 学校でのICT技術の活用は、まだまだ簡単にできる状況ではないようですが、凸版印刷がパイオニアとしてどのような実績をあげることができるのか、今後を見守りたいところです。

日本経済新聞
凸版印刷、学校に教育汎用システムを一括提供

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:Written by Imaoka