センター試験を実施している大学入試センターには、受験の際に配慮を求める「受験特別措置」を申請することができます。
 認められれば、受験の障がいをなくしたり軽減するような合理的配慮を受けることができます。
 しかし、配慮を受ける上では注意点や問題点があります。それはどんなものでしょうか。
 また、今まではどんな配慮がなされたのでしょうか。

 DO-IT Japanは、学習に困難がある児童・生徒のためにICT技術をいかに利用してその困難を取り除くかということをポイントにしてアドバイスをしてきましたが、試験の場では通常の学習以上に考えなければいけない「壁」があると指摘しています。
 簡単に言うと、パソコンを使えば学習が可能だけど、試験の時にもパソコンを使うなら、それは「不正」をする可能性までも与えるのではないか、と考える人がいるのです。

 では、どのような形でパソコンを利用すれば「不正」の心配がないのか。それは「合理的配慮」と認められるのか。
 そのための手続きが必要になってきます。
 それを開発したり、提案したりするために、DO-IT Japanは「学習における合理的配慮研究アライアンス」というサイトを作りました。

 ここでは、試験において求められる配慮のこと、それをどう実現するか、実現するには何が問題か、ということをコンテンツとして提供しています。
 ここにある内容は、年齢に関係なく、多くの人に関わるものではないかと思い、ご紹介しました。

DO-IT Japan
学習における合理的配慮研究アライアンス


:Written by Imaoka