改訂日本版デンバー発達スクリーニング検査(JDDST-R)をご紹介します。
これは、発達障害や発達の遅れ、精神遅滞(知的障害)などを早期に発見して必要な治療や療育を受けられるようにするためのスクリーニング検査のひとつです。
もとの英語名は Revised Japanese Version of Denver Developmental Screening Test で、最初の「R」が後ろに回って JDDST-R です。
1967年にアメリカのフランケンバーグ(Frankenburg, W. K.)とドッヅ(Dodds, J. B.)の「デンバー発達スクリーニング検査(DDST)が発表され、それを日本の乳幼児向けに改訂して標準化したものが日本版デンバー発達スクリーニング検査です。
1983年に改訂され、現在はそれが広く使われています。
母子保健法に基づいた乳幼児健診でもよく使われる検査方法で、対象は生後から6歳までです。
実施時間は15~20分程度です。
この検査では乳幼児の発達を4つの領域に分けて考えます。
・個人‐社会領域
・微細運動‐適応領域
・言語領域
・粗大運動領域
チェック項目は全部で104あります。
各領域の項目では、その年齢の子どもの90%ができる内容が提示されており、それができるかどうかをチェックしていきます。
例えば、個人‐社会領域では
1ヵ月半:顔を見つめる
→2ヵ月半:社会的微笑
→3ヶ月半:視線移動と微笑み
→6ヶ月半:おもちゃを手に取ろうとする
→7ヶ月:ビスケットやお菓子を自分で食べる
→7ヶ月半:いないいないばあを見て喜ぶ
→9ヶ月:おもちゃを取ることに抵抗
→11ヶ月半:バイバイと手を振る」
という発達課題があります。
母子手帳に、このような内容のチェック項目が記載されていることがあるかもしれません。
ただし、「90%発達月」という考え方なので、100%ではありません。
難しい判断が必要な場合は相談機関をご利用ください。
:Written by Imaoka
これは、発達障害や発達の遅れ、精神遅滞(知的障害)などを早期に発見して必要な治療や療育を受けられるようにするためのスクリーニング検査のひとつです。
もとの英語名は Revised Japanese Version of Denver Developmental Screening Test で、最初の「R」が後ろに回って JDDST-R です。
1967年にアメリカのフランケンバーグ(Frankenburg, W. K.)とドッヅ(Dodds, J. B.)の「デンバー発達スクリーニング検査(DDST)が発表され、それを日本の乳幼児向けに改訂して標準化したものが日本版デンバー発達スクリーニング検査です。
1983年に改訂され、現在はそれが広く使われています。
母子保健法に基づいた乳幼児健診でもよく使われる検査方法で、対象は生後から6歳までです。
実施時間は15~20分程度です。
この検査では乳幼児の発達を4つの領域に分けて考えます。
・個人‐社会領域
・微細運動‐適応領域
・言語領域
・粗大運動領域
チェック項目は全部で104あります。
各領域の項目では、その年齢の子どもの90%ができる内容が提示されており、それができるかどうかをチェックしていきます。
例えば、個人‐社会領域では
1ヵ月半:顔を見つめる
→2ヵ月半:社会的微笑
→3ヶ月半:視線移動と微笑み
→6ヶ月半:おもちゃを手に取ろうとする
→7ヶ月:ビスケットやお菓子を自分で食べる
→7ヶ月半:いないいないばあを見て喜ぶ
→9ヶ月:おもちゃを取ることに抵抗
→11ヶ月半:バイバイと手を振る」
という発達課題があります。
母子手帳に、このような内容のチェック項目が記載されていることがあるかもしれません。
ただし、「90%発達月」という考え方なので、100%ではありません。
難しい判断が必要な場合は相談機関をご利用ください。
:Written by Imaoka