今回は知能検査ではなくて発達検査と呼ばれる新版K式検査をご紹介します。
これは、新生児から14歳までを検査の対象として、そのお子さんが
『姿勢・運動』
『認知・適応』
『言語・社会』
の3つの分野で何歳何ヶ月くらいの発達かを調べます。
実際の年齢と、検査の結果を見て、そのお子さんはどの分野が得意で、どの分野が不得意でどれくらい発達が遅れているかを判断し、療育内容を考えるアセスメントとします。
実際には、この3つの分野の中でももう少し詳しい項目が用意されています。
しっかりした詳細は書籍などを参照いただければと思いますのでここでは参考までに。
『認知・適応』・・・模様構成・描写・重さの比較
『言語・社会』・・・数の理解・短文復唱・数の復唱・了解
検査の方法は以下のようなものです。
[1] 臨床心理士の先生と1対1で検査します
形ハメ(○△□・箱に積み木をはめて落とす)
積み木積み上げ
積み木模倣しての作成(車・トンネル)
お絵かき
紙製の形合わせ
指さし(靴はどれ?)
神経衰弱のような物(隠してどこにあるか当てる)
大~小の器を重ねる
[2] 心理士の先生からの聞き取り
ケンケンはできるか
目、耳、鼻、口のどれくらいを認識(自分で指さす)できるか
マルは描けるか(他にどんな物を書くか)
この検査では知能指数を表すIQではなく、発達指数を表すDQが結果として出されます。
3つの分野それぞれでのDQと、平均した全体としてのDQが算出されます。
発達指数(DQ)=発達年齢(DA)÷生活年齢(CA)×100
小さいお子さんの場合は検査を担当する方や場所などに慣れていないなどで初めての時はやや低い結果が出てくることがあるようです。
結果を受けて療育を行い、継続して期間を置いて再検査をしていくと、お子さんも検査に慣れてそういうことは減っていきます。
ちなみにこの検査は京都国際社会福祉センターにより研究・発行されたもので、K式の「K」は「京都(KYOTO)」の「K」なのだそうです。
京都国際社会福祉センターではこの検査の為の講習を行っています。
また、書籍もいろいろと出ているので詳しい内容などについてはそちらをご参照ください。
:Written by Imaoka
これは、新生児から14歳までを検査の対象として、そのお子さんが
『姿勢・運動』
『認知・適応』
『言語・社会』
の3つの分野で何歳何ヶ月くらいの発達かを調べます。
実際の年齢と、検査の結果を見て、そのお子さんはどの分野が得意で、どの分野が不得意でどれくらい発達が遅れているかを判断し、療育内容を考えるアセスメントとします。
実際には、この3つの分野の中でももう少し詳しい項目が用意されています。
しっかりした詳細は書籍などを参照いただければと思いますのでここでは参考までに。
『認知・適応』・・・模様構成・描写・重さの比較
『言語・社会』・・・数の理解・短文復唱・数の復唱・了解
検査の方法は以下のようなものです。
[1] 臨床心理士の先生と1対1で検査します
形ハメ(○△□・箱に積み木をはめて落とす)
積み木積み上げ
積み木模倣しての作成(車・トンネル)
お絵かき
紙製の形合わせ
指さし(靴はどれ?)
神経衰弱のような物(隠してどこにあるか当てる)
大~小の器を重ねる
[2] 心理士の先生からの聞き取り
ケンケンはできるか
目、耳、鼻、口のどれくらいを認識(自分で指さす)できるか
マルは描けるか(他にどんな物を書くか)
この検査では知能指数を表すIQではなく、発達指数を表すDQが結果として出されます。
3つの分野それぞれでのDQと、平均した全体としてのDQが算出されます。
発達指数(DQ)=発達年齢(DA)÷生活年齢(CA)×100
小さいお子さんの場合は検査を担当する方や場所などに慣れていないなどで初めての時はやや低い結果が出てくることがあるようです。
結果を受けて療育を行い、継続して期間を置いて再検査をしていくと、お子さんも検査に慣れてそういうことは減っていきます。
ちなみにこの検査は京都国際社会福祉センターにより研究・発行されたもので、K式の「K」は「京都(KYOTO)」の「K」なのだそうです。
京都国際社会福祉センターではこの検査の為の講習を行っています。
また、書籍もいろいろと出ているので詳しい内容などについてはそちらをご参照ください。
:Written by Imaoka