アクティブの利用者さんには、身体障害のある方や精神障害のある方以外に、知的障害のある方も結構おられます。


また、知的障害のある方の中には、発達障害も併せて持っておられる方もいます。


知的障害と「自閉症」を併せ持つ、ある1人の利用者さんは、もう何十年も入浴していません。「入浴しない」という強いこだわりを持っておられます。これまでヘルパーさんたちがあの手この手で入浴を促してきましたが、一度も応じたことはありません。


清拭なら応じて下さるので、仕方なく清拭を行なっていますが、それとて簡単に出来るわけではありません。


毎回ヘルパーさんが到着して支援を始めてから、メインの清拭に至るまで、長い時間を要します。なぜならその利用者さんが自ら決めたルーティーンを終えない限り、その場から決して動こうとしないからです。




その間、ヘルパーさんはお部屋の片付けや掃除機がけをしたりして、利用者さんのルーティーンが終了するのを待ちます。


首根っこを捕まえて無理矢理動かそうとはしません(そもそもそんな事をしても動きません)。


なかなか根気がいる支援です。ヘルパーさんは大変だと思います。


でも横で見ていると、とても興味深いです。「何かの工夫をする事で、もう少し早く支援ができるようにならないかな?」などと考えてしまいます。


昔、知的障害者支援施設で働いていた時の癖です。


こういう方々への支援って、実は本当に面白いんです。接すれば接するほど、新たな発見があって、驚きの連続なのです。


「もう一度やれ」と言われても無理でしょうが、懐かしくて時々思い出します。(H)