今まさに1人の利用者さんがバスから降りてこられます。













その方は全盲ですが、ご自宅からこのバス停まで自分ひとりでバスに乗ってこられます。


今からその方と合流して、ハローワークまでお連れして、様々な手続きを行うための介助をするのです。




多くの方々の感覚からすれば、「全盲でバスに乗られる」ということがまずすごい事と思われると思います。




しかし、この利用者さんのすごさはこんなもんじゃありません。




彼はパソコンやスマートフォンを自由自在に操って、LINEやメールなどのコミュニケーションツールを使いこなすだけでなく、ワードなどを使った文章作成や、はたまたエクセルなどでマクロを使った計算表さえ作ってしまうという驚くべきスキルの持ち主です。




話を聞いていると、正直「本当に見えないんですか?」と思ってしまうくらいです。でも本当に見えないんです。



普通に目の見える私たちよりも器用です。



もちろん、そこまでの知識や技術を習得されるために費やした時間や労力は並大抵のものではなかったと思います。



しかし、「たとえ障がいがあってもご自分の望む生活をしたい」という思いで頑張ってこられたんだと思います。



本当に頭が下がる思いです。



素敵な利用者さんです。(H)