ランス・アームストロング著 「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」を読んだ。


凄く良い本だった。


同じツール・ド・フランス優勝者でも自分はインデュラインの方が好きだった。なぜかは分からないが、アメリカ人だからか、貪欲過ぎるように見えてアームストロングは好きではなかった。強大なアメリカ資本によって勝利を量産しているだけにも見えた。


優勝前に癌を克服していた経歴を知ったのは最近のような気がする。


本の中では自転車の話と癌に関わる話が4:6ぐらいの分量で、原題もIt’s Not About Bike となっている通り 自転車の話ではなく、ランスの半生が書かれている。


彼が母子家庭で育ち、裕福ではなかった事、実力だけで世界チャンピオンにまでなったこと、癌になった時点でツールのステージ優勝や世界選手権のチャンピオンになっていて2億円以上の年収があったことは、この本を読むまで知らなかった。


この本は2000年に出版されていて、ツールで初優勝するまでが書かれているがその後2005年まで彼は勝利を量産する。もっと早く読んでいたらもっと彼を応援しながらツールを見られたかもしれない。


この本の存在は知っていたが今まで読む気にはならなかった。成功者の自慢話や薄っぺらい偽善的な内容と想像していたからだ。


なんで読む気になったか定かではないが、ツール・ド・フランスの体験記やトレーニング方法に興味があったからだと思う。