エンゾ早川・著「まちがいだらけの自転車選び」を読んだ。今日買って、今日のうちに読んでしまった。
小さい業界で、だからこそ余計にスポンサーやメーカーに臆病になる業界においてよくぞ正直に書いてくれた。
勝手に要約すると
①シマノへの恨み(コンポとホイール)
②完成車と量販店への警鐘
③イタリアものと台湾ものの違い
なんかが書かれていた。
一番参考になったのは 身長170cmくらいの人だとハンドルとサドルの落差は5cmくらいが適当ということとタイヤはレッドストームがいいよ(本当はチューブラーがいいけど)ということだ。
どんだけ良いといわれてもチューブラーってリムセメントでくっつけるというのがカーボンフレーム以上に信用できない。レースでプロのメカニックが張り付いていたら違うのだろうが。
エンゾ早川のロードバイクバイブルと言う本がロードバイクを購入するにあたって背中を押してくれた。そうしたことから感謝いている。
村上春樹のように、赤面してしまうくらい何も知らない若者や初心者が傾倒してしまう類のカリスマ性がある。
そして始末の悪いことにエンゾ早川も早稲田出身だ。
しかもエンゾは学歴にコンプレックスを持っている。
早稲田の中でも新設の所沢体育学校と揶揄され蔑まれたことが大いに影響している。冗談めかして自分のことをインテリとか天才と称しているのがその証拠。かなり本気でそう思っている。早稲田での社長数は日大出の社長数の次に多いが、人と違うと勘違いして組織で馴染めず起業したり、屁理屈で威張れる中小企業の社長が圧倒的に多い。
今だに在野とか革命と言っているのも悲しい。早稲田を出たのに日東駒専出や下手したら日体大出の管理職に苛められて歪んでしまったのかもしれない。
エンゾの現状に満足しない姿勢は大いに賞賛できる。満足したらそこで成長は止まる。でも彼自身が幸福感を感じていないのも強く感じる。シマノやコルナゴ、ピナレロを敵に回して今後も記事を書けるのか心配でもある。
一台目のロードバイク選びで失敗しないのは幸せだが、何も知らない状態で判断材料も無く、どんなプロショップの店主であっても全幅の信頼を置いていきなり言われるままの自転車を購入するのは難しい。社会に出て猜疑心の高まった大人ならなおさらである。結局なんでもいいから一台目を乗って失敗や後悔もして今まで気づかなかったことや、情報として知っていたことを「そういうことか」と真に理解することでさらにいい物を選べる。その過程も含めて趣味だと思う。
自分の場合はショップに関してはいいところにめぐり合えたことを感謝したい。桜新町のB場さんありがとうございます。