近い時期に起きた愛知と京都の女子高生殺人事件。でもメディアの扱いは圧倒的に京都のほうが大きい。
通り魔的あるいはストーカーに巻き込まれたと推測される学校帰りの国立(こくりつ)高校の女子生徒と学校には行かないがカラオケやったり夜遊びしていたらしい女子生徒。命の重さや遺族の悲しみに優劣はないが(たてまえ)、世間の関心というより、あれこれ推測しやすい京都の事件の取り上げが多い。夜遊びしていて悪い奴にナンパされてついて行ったか、出会い系で寂しさを紛らわせたか、おそらくそういった結論を視聴者が早く知りたがっていると忖度したメディアの姿勢によるものだと思う。
あるいは京都の事件は次々と新事実が明らかになるので報道しやすい、そんなところだ。
被害者が風俗店で働いていたと誤報された桶川のストーカー事件に似ている。夜遊びが本当かどうかは別として、犯人も被害者も背景や裏がある事件が好まれる。
本当に同情すべき事件よりも自業自得な下世話な事件が好まれる。
事件として早く解決して欲しいのは圧倒的に愛知の事件の方だ。