骨粗鬆症とは?
骨の量が減って骨がもろくなる病気が骨粗鬆症と呼ばれるものです。
高齢者や閉経後の女性に多くみられ、現代の日本では高齢化にともない、患者数は約1000万人ともいわれています。
一方で、今若い世代の人にも骨粗鬆症がおこっているいます。それは、偏った食事、無理なダイエットするがために、十分にミネラルの摂取ができず、また日光にもあたることもなく運動不足が続くと、骨の形成に必要不可欠なビタミンD が活性化されず骨粗鬆症になってしまいます。
症状としては、背中や腰の痛みとか、転んだだけで腕や足を骨折しやすくなくことがあげられます。骨粗鬆症 の診断には、(1)~(3)の検査で骨の量を測定します。
(1)DXA法(X線を使って腰の骨や大腿骨などの骨の量を測定)
(2)超音波法(かかとの骨で測定、X線を使わない)
(3)MD法(手のひらのX線)などがあります。
これらで測定した骨量が若い人の骨量(YAM)と比べて80%以上あれば正常であり、70~80%だと骨量減少、70%以下だと骨粗鬆症と診断されます。
骨粗鬆症の治療の目標は骨折の予防です。治療には薬剤によって骨量をふやす「薬物療法」とチーズや牛乳などからカルシウムを多く含む食品をとる「食事療法」とウォーキングなど適度な運動で骨を強くする「運動療法」とがあげられます。
薬物療法にはカルシウム製剤、エストロゲン剤、活性化ビタミンD3、ビタミンK2、ビスフォスフォネート、選択的エストロゲン受容体作作動薬などいろいろありますが、基本は普段の生活の中で食事をきちんと取って適度な運動をして、健康的な毎日を過ごすことが強い骨を作る秘訣です。
(2008年11月6日 読売新聞より一部抜粋)