悪玉コレステロールって本当に悪者なの? | サプリブログ

悪玉コレステロールって本当に悪者なの?

悪玉コレステロールって本当に悪者なの?

健康診断などで血液検査をすると、
LDLコレステロールの数値が気になる人、
多いんじゃないでしょうか?
このLDLコレステロールが多すぎると、
動脈硬化を促進させ、少し前にとりあげた狭心症や、
心筋梗塞、脳梗塞などの重大な疾患のリスクが増すために、
俗に「悪玉コレステロール」なんて、
ショッカーの皆さんばりの悪役名がつけられています。

必ずしも「悪玉」とは言えないLDLコレステロール

ところが、その一方でこのLDLコレステロール、
実は、筋肉に関する運動系の発達やその調節に、
重要な役割を果たしており、
筋トレなどで筋肉をつけたいような場合には、
LDLコレステロールが多い方が良い
とのデータも・・・

また、「LDLコレステロールが少な過ぎるとがんになり易い
なんてデータもありますし、以前にこのブログでも採り上げた、
難病であるパーキンソン病を発症すると、
このLDLの低下が見られるとも言われています。
日頃、悪玉悪玉と散々悪者呼ばわりされ、
冷たい目で見られっぱなしの、このLDLコレステロールも、
実はその数値が低すぎては困る
ものなんですよね。

以上のように「悪玉」とは言え、必ずしも悪者かと言えば、
答えは「否」で、たとえ通称であっても、
コレステロールを「善玉」と「悪玉」に分けるのは、
いささか乱暴ではないか?との意見もある
ほどだったりします。

とは言え、LDLが多過ぎるのはやはり危険

とは言っても、現代の日本人の欧米化した食生活を考えた場合、
どうしてもLDLを多く摂取しがちなのは明らかですし、
この悪玉コレステロールが多過ぎることは、
やはり重大な血管系疾患を発症する、
非常に大きなリスク
を抱えてしまっていることを意味する
ので、
基準値よりも多い人は、食生活や生活習慣を見直して、
数値を下げる努力をしなければなりません。

本来、LDLコレステロールを下げるためには、
コレステロールや中性脂肪を増加させる、
飽和脂肪酸の多い食べ物、例えば・・・
お肉やタマゴ、牛乳、バター、生クリームなど、
動物性の脂肪が多い食べ物や、
お菓子やケーキ、清涼飲料水など、
糖分を多く含む食品をできる限り避け、

逆にコレステロールを下げる働きのある、
不飽和脂肪酸の多い食べ物、例えば・・・
魚類やオリーブオイル、菜種油などの植物油など、
主に植物性の脂肪が多い食べ物を積極的に摂るなど、
毎日の食事の内容に気をつける必要があります。

また、毎日の食事を規則正しくとり、
過食を避けて腹八分目を守るなど食習慣を改善し、
日頃から適度な運動、特に歩くことを心がけるなど、
様々な生活習慣の改善を図る必要がありました。

ところが最近、青柿に含まれる苦み成分に、
この悪玉コレステロールを下げる効果が認められた
んだとか。
が、その話をしだすとアホみたいに長くなりそうなんで、
それはまた次回ってことで。
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