老化と加齢の違い | サプリメントの購入体験記

サプリメントの購入体験記

様々な健康上のトラブルに対して購入したサプリメントの体験記です。

「老化」と「加齢」の違いとは何でしょうか。
ネット上などで調べて見ると、多くのサイトで同じような内容で「学者先生達の理論」の受け売りのような内容ばかりです。勿論、それを否定するものではありませんが、ここでは筆者独自の考え方や、例を挙げて考察してみました。その為の事前の情報収集も行っています。

 

【この記事は2012年現在のものです。】

老化には個人差があり加齢には個人差は無い
まず最初に、「加齢」とは読んで字の如く「年齢を加える」と言う事で、この世に生を受けた瞬間から1年365日という時間が経過する毎に1歳年齢を加えると言う事で、機械的に万人共通で平等に加算されていくもので、当然の事ながら、そこには「個体による個人差」はありません。


一方で「老化」とは、誕生してから肉体の成長がストップするまでの期間を除いてそれ以降、全身的な肉体の機能が徐々に低下していく事を言うのですが、これには個人差(個体差)があり、遺伝子の違いや生活習慣、ストレスの違い等が言われているようですが、筆者はそれだけでは無いような気もします。

事実、筆者は今まで生きてきた過程に於いて、生活習慣やストレス等に関して言うと、決して良かったとは言えず、むしろ非常に悪い状態を長く持続してきましたが、実年齢より10歳以上は若く見られます。
若く見られるのは全て遺伝子の恩恵だと言い切ってしまうのも疑問です。

この事について、もう少し考察してみたいと思います。
 

老化の速度の個人差の謎
人は初対面の人間の年齢を推測するのに、見た目で判断しています。
1歳の乳児を見て5歳だと見間違える人はまずいないでしょう。
では、相手が中高年の場合はどうでしょうか?

今度は見た目だけでなく、その人の動作の機敏さや鈍さ、その人の発する覇気のようなものも推測の手掛かりとして観察するに違いありません。
それでも、5歳位は平気で間違えるでしょう。
中には、私のように10歳以上も間違えてもらえる(笑)人も少なくはありませんよね!

年月の経過を経れば経るほどにその差が顕著になる、このような違いはなぜ起こってくるのでしょうか?
まずは肉体的な面から見ていく事にしましょう。

【遺伝子】
前項でも触れたDNAの中の遺伝子には疾病や<老化に係わる遺伝子などが含まれているそうです。
最新の「オーダーメイド医療」と呼ばれる分野では、例えば、同じ薬を同じ条件で投与しても、個人によってその効果や副作用に差があるのは、遺伝子上にある塩基配列のわずかな個人差と関係があると考えられており、この塩基配列のわずかな個人差を解析することで、個人の体質にあった健康管理や医薬品の処方を行おうというものだそうです。

この分野の研究が実用化されれば「老化」を遅らせる事も可能になるかもしれませんが、残念ながら、まだ先の事のようです。

【生活環境】
では次に、「生活環境」という観点から見てみます。
生活環境というと、筆者は現在進行形的なニュアンスを感じるのですが、生活習慣や、それに伴う生活習慣病などと言う言葉が連想されます。

規則正しい生活習慣を身に付け、適正な食生活を送り、飲酒や喫煙もせず、適度の運動も欠かさない、これは広く一般的に言われている常識ともなっている事なので、まずは、これを実行する事は老化を予防し、遅らせる為には必須の事でしょう。

しかしながら筆者は、老化の速さを左右する事柄に「生育環境」が大きく関与しているように思えてなりません。
「老化」を論じるのに「生育環境」というのは既に過去形になってしまいますが、生育環境の意味を、「誕生してから肉体的に成人するまでの育った環境」と捉えるならば、そこにこそ将来の老化の速さを左右する要因が既に含まれていたように思えてなりません。

例えば、野菜のナスを例にとると、苗のうちに水や肥料、日光などの条件を理想的な環境に整えてやるとスクスクと成長し、大きく元気な成木となり、収穫量も多く、晩秋まで実を成らせ続けますが、苗の時期の生育環境が悪いと痩せていて元気が無く、成木となっても収穫量も少なく、寿命も短く、枯れるのも早いものです。

これをそのまま人に当てはめる事は乱暴かも知れませんが、若年期における長期の栄養不足は老年期の致命的な病気の原因になるという医学的な報告もあります。
また、若年期のダイエットなどは将来の老化を早める原因とも言われています。

【ストレス】
更に、ストレスについて触れたいと思いますが、老化の原因として最も疑われるものかも知れません。
ストレスとは、外部から精神的、肉体的な両面から刺激(圧迫)を受けて体に起こる反応の事ですが、人はストレスの全く無い状態では生きていけません。
また、ストレスの無い状態は現実には存在しません。
しかし、過度のストレスは老化の速度を早めてしまう原因となります。

例えば、最愛の伴侶を亡くした人は、そのショック(ストレス)で急に老け込んでしまった等という話はよく聞かれるところです。
また、その反対に良い意味でのストレスの例として、人生の伴侶としての結婚相手が自分よりグンと若い場合、自分自身も若返り、周りからも若々しく見られる人が多いようです。

ここで、人を自動車に、ストレスをブレーキに置き換えて例えてみると、ブレーキの無い自動車は危険で走行することが出来ません。
ブレーキを適切に使用する事で快適なドライブも実現するでしょう。

ストレスをうまくコントロールする事が肝要で、人体には生体恒常性(ホメオスタシス)という、正常な状態に戻ろうとする体の働きもあり、休めばたいてい健康な状態に回復します。

ところが、加齢や過労が原因でホメオスタシス機能が正常に働かなくなったりすると、体内で活性酸素が異常に発生したままになり、この活性酸素が細胞を傷つけ酸化させて老化の原因となります。

解決方法としては、SOD様食品と呼ばれる抗酸化成分(ビタミンEやC)が多く含まれた食品を摂取すると良いと言われていますが、これは一般論(机上の理論)で、筆者は体験的にも現実的には食品では無理だと思います。
やはり、それなりの目的で研究、開発された医薬品やサプリメントなどが必要でしょう。

活性酸素については、別項の「活性酸素の功罪」で解説してありますので、そちらを参照願います。

【代謝酵素】
本来、人体には増えすぎた活性酸素を除去する代謝酵素(SOD酵素)がありますが、体内のSOD酵素の生産能力には個人差があり、また、加齢と共にその能力自体も低下していくことで、活性酸素の悪影響が大きくなり、老化が進みやすくなると言えます。

また、別な見方をすれば代謝酵素の生産能力の差が老化の進み具合の差となって現れるともいえます。
遺伝子の項では触れませんでしたが、人体が作り出す「酵素」の量には限りがあり、また人それぞれ個人差があり、それは遺伝子によって決まると言われています。

酵素については別項の「酵素(エンザイム)の話」を参照願います。

筆者自身、この項を書きながら脳裏をよぎった事は「老化の速度の個人差」の原因の主軸を成しているのは、やはり「酵素」ではないかということです。

冒頭の部分で、「若く見られるのは全て遺伝子の恩恵だと言い切ってしまうのも疑問です。」と言いましたが、人体が一生の間に作り出す「酵素」の量には個人差があり、それは遺伝子によって決まるという点からすれば、遺伝子の恩恵という事になってしまいます。

しかし、別項の「酵素(エンザイム)の話」に書いたように「酵素」をうまくコントロール出来れば話は変わってくるでしょう。

アメリカ製サプリメントの口コミ情報【サプマックス】