★記録として過去のことを書いています★ 


夫と一緒に先生から説明を聞く日

私の母親も話を聞きたかったので

先生の話を録音してもいいか聞くと

もちろん大丈夫です

お電話で直接聞いてもらってもいいしと

携帯で音声を録音する

うまく自分で伝えるのは難しいし

自分でも聞き直して理解できるので

録音してとても良かった


先生の話

これまでのマンモグラフィと針の検査で

右側内側の乳がんと診断します

浸潤性乳管がんと言われるもので

乳がんの中で一番多いもの


今後全身に転移がないかどうかを調べる

経験上割合として転移している人は少ないが

その後細胞一個一個は追えないから

術後再発しないために

ホルモン治療、抗がん剤、放射線治療が

必要になってくる


しこりの広がりを確認するために

MRIの検査を行ったところ

メインの腫瘤以外に2箇所見える

一連のもので予想範囲内であるものの

今後手術する際に乳房をどこまで取るか

手術の方法に影響をしてくる

ただ乳房の綺麗さも大事なこと


エコーと見た目上

脇のリンパ節は腫れていない

これはいいこと

ただ実際リンパ節まで転移があるかどうかは

手術の際に必ず

センチネルリンパ節を取って検査をする

これはやってみないとわからない

一番大切なことは

まずは大元を取ること


乳がんと聞いて一番知りたいところ

命に関わるのかどうか

今回は基本そこまで大きくないし

ステージも低いと思われる

しっかりと治せるもの


乳がんはサブタイプを知ることが大事

私の場合はホルモン治療に効きやすい

細胞の増えやすさも低い

ルミナールタイプ

おとなしいタイプ

でもだからこそ取った後はホルモン剤などの

治療をしっかり行っていくことが必要


今後の方針として

遠隔転移がないか術前にPETCT検査をする

手術をどこでやるか

10年ホルモン剤治療

温存した場合は放射線治療


先々考えて怖がらないようにしてください


一番おすすめするのは

ネットではなく

患者さんのためのガイドラインを買って

読んで勉強してもらうのがいい

すごくわかりやすいし

正しい知識が得られる




乳がんは1個の細胞から1cmの大きさに

なるまでに5.6年かかると言われている

やっぱり見つからない方が多いし

今回も横にならないとわからないくらい

だからこそ検診で見つけることが大事


今の段階で痛みが気になるのは

乳がんと言われると9割方みなさん言うこと

それは正直気のせい

みなさんそうなので気にしないでください


転移が心配だと思うが

手術まで1.2ヶ月あったとしても

一気に広がることはないし

まずは手術をして転移させないこと


病院をどうするかが肝

そこの先生の方針もある

やる方針はだいたいどこでも変わらない

近い方がいい


このクリニックに来てもらっている

非常勤の大学の先生は

信頼する先生であり紹介できるし

術後のフォローもこのクリニックでできる

退室前にその先生を呼んでくれて

挨拶することもできた

次回は日本医科大学付属病院を予約


あまり怖いことを考えず

いいタイプだったことは嬉しいこと


わからないことあればいつでも来てください


とても丁寧に

こちらの質問にもすべて答えてもらえて

気持ちが少し楽になった


このクリニックで人間ドックを受けて

この先生に出会えたことが

私にとって一番良かったことだと思う