あまり映画は見ないんですが・・・。

無駄にあまり書くこともないテーマばかりが増えていく・・・。


キサラギは実は映画公開時から興味があったんですが、

元来外出嫌いなもので、結局見に行かなかった。

マジックアワーも見に行こうとおもってたが、いかなかったし・・・。

木曜洋画劇場でやっていたので、つい見てしまった。


夕食を作りながら見ていたので、中途半端といえば中途半端でしたが、

序盤に作り終わったので、結構ちゃんと見たといえば、ちゃんと見たともいえる。


あらすじ

突然自殺したアイドル、如月ミキ。

その1周忌に如月ミキのファンであることが縁でインターネットで知り合った5人の男が集まって、

如月ミキを偲ぶ会みたいなのを行うこととなった。

そこで一人の男が言った。「如月ミキは自殺じゃない。殺されたんだ。」

偲ぶ会は一転、真犯人を探す会になっていく・・・。

果たして如月ミキは殺されたのか、それとも自殺だったのか。

二転、三転する推理の結果、男たちはどういう結論にたどりつくのだろうか・・・。


こうやって書くと推理物っぽいですが、実際はコメディです。

5人の男の内、4人は如月ミキの関係者

えっ、こいつの正体は○○だったの、ってわかったときの周囲の反応とか、

コロコロ変わる推理によって生じる、周囲の反応とかの、

個々の右往左往ぶりが見所だと思います。


感想としてはまぁ面白いかなと言う感じかな。ただインパクトに欠ける。

何か流して見て、ちょうどいい感じ。

色々新しいことが分かっていくのはある程度ドキドキするんだが、

本格推理物ではないので、あっ、そうなんだ!っていう驚きは少ない。

コメディとしても、途中に推理のような真面目な部分が入るために、テンポが悪くなっている気がする。

ただ、しばらく時間が空いたら、また見てもいい感じはする。

1回見て、それぞれの正体をわかった上で見るのは面白いかもしれない。


個人的には色々推理した後に、エンディング近く、わざわざ「これは推測にすぎない」と言う点を

いきなり強調しはじめるのはかなり違和感があった。

これが推測であって、真実ではないかもしれないけれども、実際真実なんてのは問題じゃない、

何を信じるのかが大事なんだっていうようなメッセージがあって、それを強調するために

推測というのを強調したと思うんだけれど、ストレートすぎて全然おしゃれじゃない。

すごい作り物のそぐわないせりふだった。

この台詞が最後のほうに来るんだから、盛り上がりを邪魔してしまう。


最後の最後まで如月ミキの顔は出さず、エンディングで初めて如月ミキの顔と、

その歌が披露されるのだが、これはいい。

如月ミキはかわいいといえばかわいいし、そうでもないといえばそうでもない感じ。

歌もいかにもアイドルと言う感じの歌の上、下手くそ。

今までの話ですごい如月ミキが素晴らしい、本当天使のような人の印象を観客は受けて、

顔が見えないから色々想像しちゃうわけですよ。きれいな人を。

そういう期待を高めた上で、実際の如月ミキを見る。

すると想像と実際のギャップで、何か心のつかえがとれるというか、スーッとする感覚がする。

これが非常に気持のいい脱力感を与えてくれた。

やっぱりミロのヴィーナスとかは偉大なんですね。

わからないことは非常に想像力を刺激してくれる。すばらしい。


この最後まで隠すということは、上に書いた推測と真実の話と重ねているのかもしれないですね。

でもこの映画の推理の場合、こちらには想像する材料が与えられていないので、想像ができない。

だから如月ミキと同じような効果を映画全体の推理に与えようとしたのならば、それは無理な話ですね。