デジタルヘルス技術による日常生活下での睡眠習慣の安定化
https://research-er.jp/articles/view/134591
(抜粋)
ウェアラブルデバイスやスマートフォンアプリ等によって構成されるデジタルヘルス介入システムを用いることで、就労者の睡眠習慣を安定化できることを示しました。
本研究ではウェアラブルデバイスによる睡眠計測で得られた客観的なデータから睡眠フィードバック通知を自動生成し、対象者のアプリに自動送信するシステムを開発し、日常生活下での睡眠習慣の制御を試みました。
参加者のスマートフォンアプリに「昨日の睡眠時間はあなたの平均的な睡眠時間より○○分程度長かったか/短かったです」といったフィードバック通知を一定の確率(50%)で送信しました。これによって、通知を受け取った場合と受け取っていない場合との間でその後の睡眠行動の変化を個人内で比較することを可能にしました。
実際に、通知を送った場合では受け取らなかった場合に比べて最大で 1 時間程度睡眠時間が増加することが示されました。加えて、元来睡眠の乱れが顕著であった集団においては睡眠時間の安定性が改善したことも確認されました。
大部分を削除しているので、ぜひ、元記事をお読みください。
睡眠時間のフィードバックにより、睡眠時間の増加と安定化が見られるそうです。なぜ、そうなるのかまでは書かれていませんでしたが。
日常生活ではフィードバックはさまざま面において行われますが、明確ではなかったりあるいは正しくなかったりすることもあります。
あるいはフィードバックを正確に受け取れていないこともある。
近年、端末機器の発達によって容易になってきたのはいい傾向だと思います。
ぜひ、生活の質の改善のため役立てたいですね。
↓聞き流しメンタルヘルスです。