2008年12月31日。大晦日なのに工場はフル操業。
そして、ビックリ、2009年元旦。早朝5時から工場が動いた。
つい、この間までは仕事がなくてしょんぼりしていたのに・・・・・
何が起こったのか?
ビックリだね。
あるんだね。
100年に一度の大不況と言われる中。
業績を伸ばしている会社が・・・・・
夏までは「暇だ!暇だ!」と嘆いていたのに・・・・・
元旦の仕事が終わった時には、
「もう、この年ではつづかねぇ・・・・」と嘆いていた・・・・
僅か4ヶ月で、嘆く中身が180°変化していた。(笑)
ところで、なぜ、簡単に業績が向上したのか?
実は、簡単な事だった。
銀座で『赤坂だんご』を売ったら売れなかったのに、
赤坂で『赤坂だんご』を売り始めたら飛ぶように売れたのだ。
実際に『赤坂だんご』を売っているわけではないが、
同じような事をしただけで会社は一変した。
私は、当たり前の事が当たり前に起きた事を見て「凄い」と感動していた。
大きな変化は簡単に起きる。
しかし、大きな変化を起こすには、ある習慣が必要になる。
ところで、どの様な習慣が必要なのか?
それは、『信頼』する習慣である。
『信頼』とは、期待する事である。
自分の商品・サービスを信頼する事。
それは、必ず、売れると期待する事である。
そして、『信頼』には、もう一つの意味がある。
それは、期待はずれになった時に、それを許せる事。
多くのクライアントと出会った。
そして、多くの成功と思い通りにならない結果を経験してきた。
そこで経験した事。
成功する人は『信頼』を大切にしている。
半端な経営者はスタッフを「信頼している」と言いながら、
期待する事しかしていない。
そして、思い通りにならない時に、その怒りを一方的にスタッフに向ける。
経営者が勝手に期待しただけなのに・・・・・・
好きこのんで期待に応えようとしないスタッフなどいるものだろうか?
リーダーは『信頼』という言葉を真摯に受け止める器量が必要である。
期待を裏切られた時に感情のコントロールが出来ないのなら、
まだまだ、沢山の成長する機会を我々経営者は持っていると言う事なのだろう・・・・・
年末、年始を休まず働いた父と母。
沢山、勉強になったよ。
ありがとう。
今年は、少しでも楽させてあげたいなぁ!
そう思っているよ。
親父・・・・・
おふくろ・・・・・
73歳だね。