ワールドグランドチャンピオンズカップ2013の最終日、11月17日は
場所を東京体育館に移して行われた。
日本女子バレーは昨日まで3勝1敗と3位の位置につけ、今日の南米代表ブラジル
(世界ランキング1位)戦にセットカウント3-0で勝利すれば優勝の可能性も残すと
いう正に今日が勝てば36年ぶりの金メダルという大一番となった。
本大会、新フォーメーションのMB-1で望み、世界の壁をこじ開けて見せた。
MB-1とは日本の新戦術で、速攻やブロックを行うミドルブロッカー(MB)を従来の
2人から1人にし、得点能力の高いウイングスパイカー(WS)をミドルのポジションに
置く新フォーメーションのことである。
ミドルブロッカーがチームに一人になるということでMB-1と命名された。
MB-1は攻撃力が格段にアップする反面、ブロックなど守備力が落ちるデメリットもある。
しかし日本はブロックでなんとかワンタッチを取り、リベロの佐藤あり紗を中心とした
高いレシーブ力でカバー。
強豪のロシアやアジア選手権で敗れたタイ戦にも勝利し、世界を驚かさせた。
真鍋監督は「世界と同じ事をやっていては勝てない」と、この構想を2年前から考えていたそうだ。
今回、迫田選手がケガから復帰、ミドルポジョンに入って大活躍したのは知っての通りだ。
ただ、新フォーメーションのMB-1も世界王者のブラジルには歯が立たなかった。
1セット目こそ中盤まで5点のリードを奪ったが、後半追いつかれついにはセットを失った。
その後はブラジルの強力なサーブが日本のレシーブを乱れさせ、スパイクが次々と
ブラジルの高いブロックに阻まれ、MB-1は完全に機能しなかった。
しかし、日本の目標はリオのオリンピックで金メダルを取ることである。
この時期に新フォーメーションを試し、銅メダルという結果を得たことは
非常にに幸先明るいと考える。
MB-1もまだ1ヶ月弱しか練習をしていないと聞く。
もっと練習を重ね、選手の起用も含めて熟成していけば日本女子バレーボールの
金メダルが手が届くのも夢ではないだろう。
【最終結果】









