22という数字が好きだ。


我が家にはありがたい事に2人のムスメがいる。




そのムスメの誕生日が2人とも22日なのだ。




ピースピースな感じでなんかいい。




ワタクシの車のナンバーは22だし温泉のロッカーなどは必ず22番を探してしまう。





先日5月22日にチョウジョが11歳の誕生日を迎えた。





11歳。驚き桃の木。





本人は歳取る事に喜んでるが、親としてはなにか切ないものを感じる。





ムスメが誕生日の時は必ず盛大にお祝いをする。




この日ばかりはヨメはとにかく頑張るのだ。




決まって特大ハンバーグに唐揚げにポテサラ。




聞いただけでお腹いっぱいになるレパートリーだが、これがたまらなく美味しい。





自分がお腹痛めて産んだ日に、本来なら自分も祝われたいぐらいの気分だろうに、家族みんなに振る舞うとはなかなかなものだと毎回思う。







これをヨメに言ってしまうと、ハッ!( ゚д゚)そっか。と気付いてしまいそうだから言わないがw








そして食卓では必ず産まれた日の事を話す。ムスメが産まれてこれを欠かした事はない。
2人の誕生日に必ず2人の産まれた日の事を話すのだ。





我ながら中々良い習慣だと思う。





今回のブログはチョウジョが産まれた日の事を書いていきたい。





11年前の5月21日。検診日。






産婦人科に行き、破水してますねー、産まれますねー。と、行った瞬間に宣告された。







妊婦中あれだけお腹に向かって、早く出てこーいと話しかけていたのに、いざ産まれると言われると、2人とも顔が青ざめた。







ヨメなんてココハドコ?ワタシハダレ⁇みたいな顔をしていたのをいまだに忘れない。








21日の日はまだ産まれず、本番は22日だった。








先に破水してしまったがために、陣痛促進剤とやらを打った。








男にはわからないが陣痛はとにかく痛いらしい。








なぜかワタクシは、ベッドに横たわっているヨメに「まだ痛くなるぞ!こんなもんじゃねーぞ!あ?」と、とにかく煽りまくっていた。






ヨメは痛いはずなのに、ワタクシの言葉で、これ以上痛くなるのか…とすごい我慢をしていた。







痛くて叫ぶのは絶頂になってからと決めていたのかもしれない。









「まだまだこんなもんじゃねーぞ!あ?」









ヨメ「ふぅ。」とにかく堪える。








「おいおい!ビビってんじゃねーぞ!あん?」










ヨメ「まだ痛くなるか…」なにも叫ばず、ただひたすら堪える。








「おいおい!まだまだこんなもんじゃねーよな?あ?」とイケイケなミュージシャンのノリのワタクシ。










ヨメ「少し黙って。。」









「あん?こんな時に黙ってられるか!セイ!イェー!」とやってると、ある機械に目がいった。







陣痛メーター的なもので痛みレベルを表してくれる機械だった。









ん??なんだあれ?と目を疑った。













あろう事か、とっくの昔に痛みメーターはMAXを振り切っていた。









(やべー!なんてこった。さぞかし痛かったろうに。)











「おいヨメ!もうこれ以上痛くなる事は…」と言いかけた時だった。









看護師さんが来て分娩室へ。









ガラガラー。と運ばれていく。











ヨメ「え?ちょ!どゆこと⁇痛みまだまだMAXいってないんですけどー!」











すまん!ヨメ!もうとうの昔にMAXいってたみたいだ。










ワタクシが煽りに煽ってしまったがために、MAXの時に備えて我慢していたヨメだが、すでに限界ヨロシクしていたのだ。









死ぬほど痛いと言われる陣痛を一言も痛いと言わず耐え抜いたヨメ。












(イカン。あとで絶対しばかれる)










看護師さん「お父さん!立ち会いますか?」












「オフコース」










ワタクシ立ち会いました。







先生も来て本格的に、よく聞いた事がある、ヒーヒーフーがはじまる。










「はーい、ゆっくりねー、ゆっくりだよー」と、先生、看護師さん達は余裕で言い放つ。









「はーい、いきんでー」とニコニコ言う先生。









(さすがや!さすが慣れてるで!こりゃこっちも安心だぜ!)と思いながら、立ち会っていた。










何回かヒーヒーフーを繰り返していると、先生の目つきが変わった。











(ん?どうした?どうした?)










先生はバッと指を3本立てて、天に掲げた。









「あと3回、あと3回いきんだら産まれる」とクールに言った。

















(お、おぉぉー!そんな事がわかるのか!!あんた超能力者かい!!すげーぜ!先生!一生ついていきます!)












看護師さん達もクールな先生に軽く目がハートになっていた。












じいちゃん先生だけどね。










「ヨメ!あと3回だ!あと3回いきんだら産まれるぞ!」










ヨメはうんうんと頷く事しかできない。













余裕な空気が一変し、少しバタついてくる。












先生「さぁ、お母さん、全身の力を抜いて。あと3回でご対面だよ」と素晴らしい掛け声。









(あぁ…それは癒されるぜ先生。)








すると。










先生「っしゃー!いくぞー!オマエらー!」







看護師さん達&ワタクシ「っしゃー!!」








まるで円陣組んだ後のような熱気で全員本気モード。









先生「お母さんカウントするからね?私のカウントに合わせていきんでね!」














運命のカウントダウンが始まる。









ゴクリ。














先生「スリー!お母さん!セイ!」














(ここはアメリカか?スリーツーワンで行く気だ。ちくしょー。かっけーぜ。)















ヨメ「スゥーー。フン!!!!」











先生のカウントに合わせて1回目を全力でいきんだ!!!















!!!













!!!
















!!!!
















ボロン…。














hello!














「!!!!!!」ワタクシは目を見開いた!!












…え⁇











あろう事か、3回と言いつつ1回目でチョウジョの頭がでてきてしまったのだ。














一同、先生に目をやる。









先生はまさかの1回目で出てきて「あわやわ…」とテンパり、せっかくでてきたチョウジョの頭を押して、あろう事かまた胎内に入れてしまったのだ!!












「ちょ!!せ!先生!今ムスメ出ましたよ!helloてなんか聞こえた気がしたし!なんて事してくれてるんすか!!」





 






先生「お!お母さん!力を抜いて!!」と声を張る。











ワタクシの言葉なんて耳に入るはずもないほどだ。








そしてヨメが力を抜くとスルスルーとでてきて産声が鳴り響いた。












産まれたのが20時24分だったが、あれは20時23分だとワタクシは毎年話のネタにしている。














カウントはミスったが、ジジョもこの先生にお願いした。ジジョの話はまたしようと思う。







またのお越しをお待ちしております。