甲状腺てどこですか?~甲状腺乳頭癌体験記~ -18ページ目

甲状腺てどこですか?~甲状腺乳頭癌体験記~

2020年9月に乳頭癌告知
2020年12月に甲状腺全摘
突然の告知でしたが、貴重な体験をさせてもらいました!
私の体験記が誰かの役に立・・たないかもしれないけど
参考になれば幸いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

ガンと告知されて、

 

誰にどう伝えるか

 

という難問ミッションに

取り掛かることになりました。

 

一通り体験して思ったことは

もうね、

 

誰にも言わない選択に一票。

 

だってね、

ガンを伝えるのって

言葉や伝え方を

考えるし

悩むし

気ぃ使うし

疲れるし

メンドクサイ。

すんげぇメンドクサイ。

 

なにがメンドクサイって

 

ガン=命の危機

 

という方式が人類に刷り込まれてるから

ガンと告げるとみんな固まるのよ。

空気がピシッって凍る音がするくらい。

(エルサ降臨)

 

そこからありのままに凍った空気を

叩き割りながら乳頭癌のプレゼンが始まり

命に係わらないガンもあると熱弁したり

安心安全アピールしまくって

 

疲れる。

 

励まされる側がなぜ

励ます側になるのか解せぬ。

 

それでも伝えようと思ったのは

甲状腺癌の存在を知ってもらいたいのと

異変にいち早く気付いてほしかったから。

身近の人がガンになると自分も大丈夫かと

気にするようになるよね。

甲状腺は首だから、触ってチェックできるし

普段から気にしてもらいたかったのです。

みんな5センチまで育てたらアカんよと

力説した。(あんただけや)

 

伝える時に

乳頭癌は怖くないよー

手術も取って終わりよー

すんごく楽なガンなんだよー

とお気楽な感じで話したけど

手術リスクについては一切話しませんでした。

 

画像で目視できる転移はなかったけど

実際に手術で開けてみないと

分からないと言われていたし

手術中や手術後に何が起こるかわからない。

声が出なくなるかもしれない。

呼吸器を付けることになるかもしれない。

私自身はそのリスクを覚悟していたけど

皆にはマイナスのことは言う必要ないと

思って言わなかった。

 

言うか言わないか

なにを伝えるか

どう伝えるか

どう感じてもらいたいか

そんなの正解なんてないし

本人が決めたらそれが正義。

 

リスクなんて

私だけが知っていればいい。

そう思ってました。

 

可哀そうとか運が悪いとか
絶っっっっ対言われたくないし
思われたくもない!!!
って意地になってたのかもなぁ。

全て終わって半年経った今は
他人がどう言おうが思おうが
ど―――でもええわって
思えるけどね。
 

 

 

 

家族以外は言う必要ないと思っていたけど

職場と友達には話すことにしました。

 

最初は家族から。

イラストには描いてなかったけど

宣告されたときに旦那も同席していました。

乳頭癌かもしれん

いや、乳頭癌でいい。

と言っておいたので

そんなにショック受けてなかったような?

(確認しなかったから知らんけどw)

取り乱すこともなく平常運転で

すぐに保険の連絡・手続きをしてくれて

助かった!(書類系は全て旦那に丸投げ)

 

次は子供と母親なんだけど

電話より文字の方が伝えやすいなーと

家に帰って文面考えてる時に

旦那が先に娘に伝えてしまって

(しかもガンだったの一言だけ)

はぁぁ!!?いきなりガンなんて聞いたら

心配するやろがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

せめて大丈夫とか心配ないよとか

クッション添えたれやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

と怒りながら瞬時に補足メールを送った

 

誰に伝えるとかより

まず最初に

本人以外から

他に情報を流すなと

先手で釘を刺すべし。

 

これ大事。

 

子供達も驚いてたけど

大丈夫よーと言うだけでなく

乳頭癌は怖くないガンという内容の

サイト記事を一緒に送って安心感をupさせて

できる限り不安は和らげたつもり。

 

母にも同じように伝えたら

母も数年前から甲状腺が腫れていて

定期的に通っていると初めて聞いた。

 

うそーんもっと早く教えてよ!!!!

そしたらもっと早く気付けたかも

しれんのに――!!!

 

まぁいいけど。(いいんかい)

 

甲状腺に異常が出やすい家系なのか?

子供らには徹底して注意喚起すると

誓ったわ。

 

次は仕事関係。

休みをもらって検査に行ったので

内容も隠さず(むしろネタにして)

みんなに話していたのでね・・

当然検査結果も気にしているわけで。

ほぼ良性って言われてたから

油断して話過ぎたー!!

 

それでも、良性だったーと

適当に言っておけばいいんだけど・・

 

当時、職場は人数が足りなくて

1人休むと残業確定

2人休むと体調に問題が出る

(熱湯を扱う職場なので

オーバーワークは体力的に

無理がかかる)

3人休むと物理的に無理。

そんな状態でした。

 

こんなギリギリで仕事させる

会社頭おかしい(今気づいたわ)

 

そんな状態なのに入院・手術に長期間

休みをもらうとなると誰も休めない

プレッシャーを押し付けることになるので

それ相当の理由がないと休みにくい!!!!

(と私が勝手に思ってただけなんだけどね)

悩んだけど、一番仕事量で負担かける

先輩2人にだけ正直に伝えました。

 

職場のトイレの前でエルサ降臨。

(どこで伝えてんねん)

 

戸惑いながらも、

仕事はどうにかなるし

考えなくていいから!!てか、考えるな!!

と心強いお言葉いただいて(トイレの前で)

その後の休みも取りやすくなったので

伝えてよかった!

後輩には手術してみないとわからないってさー

って濁しておきました口笛

 

 

友達は定期的にお互いの体調を

気にしていたので

連絡してきたら容赦なく伝えました(笑)

みんな驚いていたけど、無理しないでねー

とあっさりした対応で有難かった!!

 

こんな感じで

家族・職場・友達にガンを伝えました。

そこまで言わんでもよかったかなー

と思うこともあったけど

ガンになっても落ち込むことも

悲観することもないって姿

見せたかったからね。

それに検査や手術の

ワクワク感を伝えたかったし

(困惑させんな)

 

何度も言うけど

誰に言うか言わないかは

本人が決めること。

ここは他人が立ち入ってはいけない

領域なので

本人の意思を尊重して

そっと見守ってあげてほしい。

 

 

 

今まで遠い存在だったガンが

自分にふりかかって

気付いたことがある。

 

ガンという言葉ってさ
口に出すのも聞くのも
重いなにかが漂うんだよね。
言うとみんな固まるし
言ってはいけない

聞いてはいけない雰囲気がある・・

 


これ、なんかに似てると思ったら


あれだ



ヴォ〇デモートや(ハリポタ参照)



名前を言ってはいけない病気。
インパクト的にもピッタりだよ
ヴォっさんがガンの擬人化役に見えてきた!!

(ガンになって気付いたことがそれかい)