※所々マスク省略して描いていますが
実際は全員しっかりマスク装着しております！！
手術当日
遠足前のテンションか。
6時の血圧体温チェックの後に
持ってきてくれたホットタオルで体を拭いて
紙おパンツ・弾性ストッキング・術衣に着替える。
弾性ストッキングは履くのに苦労すると
聞いてたけど、すんなり履けたので
逆に効果あるのか心配になった…
まだこの時は今日手術するって
実感がなかったなー
血管分かりにくいとよく言われるので
久しぶりの点滴針にビビっていたら
「1発で入れます！！」
と心強い宣言してくれて
宣言通り1発で成功させた看護師さん神✨✨
(惚れるわそんなん)
でも朝一点滴
想定通り痛かった
8時
病室に先生が来て
切る箇所に印をつけてくれた
ズバッとど真ん中！
潔くてよき！！
5cm腫瘍の全摘だから
もっと大きく切ると思ってたけど
想像してるより短く感じてラッキー
と思ったけど
計ったら9センチで想像通りでした
（肉眼で見ると湾曲してたから短く見えたみたい）
この時の私は
ガンとか手術とか
もうそんなのどーでもよくなるほど
初の全身麻酔に興味津々でした！！
ガッツリ起きてる状態から
薬で眠りに落とされるというのは
どんな感覚なのか
薬が徐々に効いてきて
体が水に沈んでいく感じなのか
視界がボヤけて急激に眠くなるのか
頭がぼ～っとして意識が消えていくのか
暖かくてフワフワした感じで眠るのか
どんな体験ができるか
もー楽しみで仕方なかった！！！
もちろん、麻酔や手術のリスクも承知でした。
でも、眠ってる時になんかあっても
私には何も出来ないやん？
なら楽しむしかない！！
と腹くくってワクワクしてました
点滴した腕が冷たくなって寒かったので
パーカー羽織って待機。
(例の凶器ファスナーパーカーが役に立ったw)
手術室入室予定は11時5分だったので
予定通りでした。
手術予定時間は約120分
いざ！！
普段はコンタクトなので
眼鏡かけて歩くのが
なんか変な感じだった💦
せっかく看護師さんから
色々と話を聞くチャンスなのに
一言も話さないから
話したらアカンのかと思って
会話もなく手術室へ向かう。
手術前は私語禁止なん？？
楽しくお話したかったなー
無言で手術室前まで来たら
手術室担当の看護師さん達が
優しく迎えてくれて嬉しかった！！
私語禁止じゃなかった！！！
細いベットに乗るために靴脱いだら
皆さん靴をめっちゃ褒めてくれた(照)
これから手術とは思えないほど
和やかな雰囲気でした
いよいよ手術室へ向かう！！
天井見ながら曲がると酔いやすいらしくて
目を閉じるように推奨されたけど
見るでしょ！！！
滅多に入れない場所なんだから！！
見ておかないともったいない！！！
ド近眼なのでメガネなしだと
ほぼボヤけて見えないけど（悔しい）
頑張ってキョロキョロしてました
手術室に入った時に
よく見るライトが見えて感動した！
ボヤけてよく見えてなかったけど！
雰囲気は感じた！！
手術室ってもっとごちゃごちゃしてると
思ったけど、意外とシンプルで広い部屋
だった印象。見えてなかっただけかな？
優しく話しかけてくれる看護師さんに
ここぞとばかり全身麻酔への想いを語る
ヤベー患者出現。
手術ハイだと思われたかな…
3ヶ月前からこの状態なんですよ…
でも、看護師さんドン引きせずに
終わったらどんな感じだったか
教えてくださいね❤
と言ってくれたのー！！優しいー！！！
（変な患者に慣れてるプロ）
私に声掛けしながら同時進行で
テキパキと手術準備を進めていて
プロの仕事って本当にかっこいいなーと
感動しながら見てました
(緊張感0)
顔の前に置かれた器具？が
何度調節してもズレていってしまって
先生も諦めたんだけど
アレ一体なんだったんだろ？？酸素？？
（諦めたらアカンやつやん）
さあいよいよやって参りました
全身麻酔の登場ー！！！！
看護師さんに
「全集中で挑みます！！」
って言ったら
全集中ね！鬼滅のね！って
みんな笑ってくれた！！
鬼滅ネタも把握してる看護師さん凄い
私、鬼滅よく知らんけど。←なぜ言った
（言葉だけ知ってた）
麻酔を入れてすぐ
腕にピリピリとした刺激が走って
おぉー！！！って声が出た！！！
さぁ！！ここから麻酔が
脳の方に行ってー
と実況しようとしたら
強制シャットダウン。
ピリピリ以外
何の感覚も前触れも無く
バシｯｯと記憶が無くなってた…
もっとフワッとした感覚とか
スゥーッと意思が遠のく感覚を
味わえると思ってたのに…
麻酔の威力って凄い…
あれだけ期待してた全身麻酔体験は
一瞬で終了しました(笑)