蝉は、幼虫の時の方が長生きで、
蝉になると鳴き尽くして、
一週間ほどで旅立ちます。

人は、蝉が短命で儚い命と言いますが
人間もまた、長生きしても、多くの人は、
たかだか、100年ほどの短い人生であります。

終わってみれば、蝉の一生と、
何ら変わらないのかもしれない。

いや、だらだらと過ごす人間より、

飛んで止まって鳴き尽くし、
あっと言う間に旅立つ人生。

蝉の一生の方が濃いかもしれないとも思う。

だけど、だらだらと過せる
人間の良さもある。しかし、

 

成人したら一週間の命だったら

人間は、どう生きるのだろうか。

 

何故、人は、生きて、
死んで行くのだろう。

この短い人生の中で、
本当に重要なことは、
なんだろうか?