福島原発の影響で、計画停電が実施されています。

地震の翌日から、以前ブログに書きました食品メーカーの仕事の関係で、連日夜勤に入っていました。

計画停電の情報に伴い、工場も停電になる。。。大混乱です。

生産の調整、人員の調整。。。コンビニのパンを製造しているのですが、ご存知の通り、買い占めによる売り切れ、被災者のための食糧支援により、フルフルで生産する必要がある。。。


一方で、パンの原料が入らない、停電で作れない。。。


こんなジレンマの中、工場の人達もイライラしはじめていました。

停電すると言ったのに、結局停電が行われなかったことが何度もあるからです。


「やると言ったのだから、言った日時にきちんとやれよ!」

「交通機関を止めたら働きに行けないじゃないか!」

実際、片道一時間以上歩いて通勤している人も何人もいました。

自転車でも遠すぎて帰れない。。。宿泊施設のない会社に寝泊まりしてフラフラになっている人もいました。


こんな大混乱で、一人一人にどんな作業をしてもらうか決めるのに時間が掛かり、決まるまで掃除をする指示をされていた一人の若者が、ふてくされて掃除をしていました。

声を掛けると、

「全く、計画停電なんて迷惑ですよね。」と言ってきました。

パンを作るのに直接関わる仕事ではなく、掃除だったので、ふてくされての発言だったのです。


一括しました。。

「被災者のことを考えたら、働けるだけで有難いだろ!」

「食品工場なのだから、掃除はとても大切な仕事なんだぞ!」と。

その後、彼は、工場の中でも最も忙しく、ミスすると、お客様からクレームが来る仕事の指示を受けてやっていました。

誰も手伝いはしませんでした。

苦しんでいる人のことを忘れ、

働ける感謝を忘れ、

自分の都合を最優先すると、このように、

「苦しい仕事」
「誰も手助けしてもらえない孤独」

が、やってくるのです。


自分の都合しか考えないで、不平不満を言って、嫌な仕事をおざなりにする人を助けたり、手伝ったりしないですよね。

一方、不平不満を言わず、一生懸命働いている人には、手伝ったり、助けたくなったりしますよね。

これが「感謝」の学びと思います。

「不平不満、愚痴を言うな」の意味だと思います。

誰でも、他の人が知らないだけで、痛み・苦しみを持っています。

自分だけではない、誰もが苦しみ・痛みを抱えているのを知れ!という学びでもあります。

これを知れば、思いやりの心が、感謝の心が、恩返しの心が、謙虚な心が芽生えるのではないでしょうか?。

感謝を知らない者に感謝する必要はないのです。

傲慢になるだけ、甘ったれに拍車が掛かり、依存心を増長させ、本人のためになりません。

厳しさが、愛。。優しさになるのです。

地震は様々なことを教えてくれます。

苦しみの大切さを。

思いやり、助け合いに導くのが、苦しみなのです。