中国5行理論というものがあります。
人間は、あるネガティブな出来事に対して、「悲しみ・罪悪感・後悔」⇒「恐怖・不安」⇒「怒り・恨み」⇒「愛・よろこび」⇒「共感」という5つの感情の流れを、しっかりと感じるとストレスが消えるということが分かっています。
具体例を書きます。
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小学校の頃、いきなり母親に怒られました。怒られた理由が分からなかったので、「え?どうして?。何が悪かったの?」と素直に質問したら、「生意気言ってんじゃない!。反省しなさい!」と更に怒られました。自分の気持ちを素直に言ったのに、分かってもらえない「悲しみ」と、母親を怒らせた罪悪感に苛まれ、号泣してしまいました・・・「ごめんなさい」と泣きながら・・・。
更に母親は怒り、ボコボコに私の頬を殴りました。「殺される・・・」と思ってしまい、怖くて怖くて仕方ありませんでした。でも、耐えるしかありませんでした。
「何で私をこんなに殴るの?。何でこんなに辛い目に合わせるの?。それなら、私を生まなければ良かったじゃない!」と、怒りと、私を生んだことへの恨みが湧きあがりました。母親に言いました・・・「謝ってるじゃない!。分からないから素直に聴いただけじゃない!。何でここまでされなきゃいけないの!。いい加減にして!」と、怒りを露わにはっきり言いました。
そんな私を見て、母親はびっくりした顔をして、急に私を抱きしめてくれたのです。「ごめんね!。お母さんが悪かった。ごめんね。あなたにしっかりした人になって欲しかっただけなの。言いすぎた。ごめんね。」と泣きながら抱きしめてくれました。私は、「怒っていいんだあ。そして、こんなにお母さんは、私のことを考えてくれていたんだ!」と知り、嬉しくなりました。
しばらくしたある日、またお母さんに急に叱られました。でも、以前のように悲しむことはありませんでした。「お母さんは、私のことを想って叱ってくれているんだわ」と、共感できたのです。
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、「悲しみ・罪悪感・後悔」⇒「恐怖・不安」⇒「怒り・恨み」⇒「愛・よろこび」⇒「共感」という5つの感情が、きちんと流れてしまえば、ストレスは消えるのです。
ストレス・トラウマを解消するには、「5つすべての感情を、しっかりと感じること」が、非常に重要なのです。
ストレス・トラウマを解消するには、「5つすべての感情を、しっかりと感じること」が、非常に重要なのです。
よく「怒ったらいけない」と言われます。
「怒ったらいけない」と強く思っていたら・・・まして母親に怒るなんてと思っていたら、この例の場合どうなるでしょう?。
そう!「恐れ・不安」「悲しみ・罪悪感・後悔」の気持ちを抱えたまま、年を重ねていくのです。
すると、これまでのブログに書いたような悲しい出来事・・・30年以上も同じ悲しみを繰り返すクセが形成されるのです。
感情を抑えることは、ストレス・トラウマをそのまま抱え、悲しみのクセを増幅させていくことになるのです。
「百害あって一利なし」です。
また、ネガティブな気持ちになった時、「ネガティブになってはいけない。前向きに行こう!」と明るく振る舞う経験をしたことがあるでしょう。
実は、5つの感情の中で、「喜び」は「悲しみ・罪悪感・後悔」を抑制する働きがあります。
悲しみを感じないようにし、明るく振る舞うと、自分の中に「悲しみ」の感情に蓋をしてしまうのです。
悲しみを、そのまま抱えてしまうのです。
すると・・・これも30年以上も同じ悲しみを繰り返すクセが形成されるのです。
また、「恐怖・不安」は「喜び」の感情を抑制する働きがあります。
先ほどの例でいえば、怒らず、「不安・恐怖」を強く抱えたままにしておくと、「よろこび」を抑えるようになってしまうのです。
腹から笑えなくなるのです。
幸せになることを抑制するようになるのです。
喜びより、不安・恐怖を感じる方法・方向を選んでしまうのです。
知ってましたでしょうか?・・・この感情の働きを。
ネガティブな感情を感じるのはイヤ!・・・よく分かります。
それで、ネガティブな感情を感じなくしたり、ネガティブな感情を避けようと、人は努力するクセを持っています。
これは、間違いなのです。
そう!間違い!です。
何故?・・・ポジティブな感情まで抑制したり、避けたりするように、心が働くからです。
ネガティブを感じないようにし続けてきた人は、必ず、腹から笑えなくなっています。
対してネガティブな気持ちにならないけど、ポジティブな気持ちもあまり感じなくなっています。
すると、人が涙ながらに訴えても、「何泣いているのかしら?。辛いのね?。」などど、他人事として捉えるようになるのです。評論家になってしまうのです。
これを、「こころの平穏」と錯覚しているのです。
間違いです。
人間としての機能、本質を失わせてしまうのです。
5つの感情を感じることは、とても重要なのです。
感情があるから、幸せを感じられるのです。
マザーテレサも、5つの感情を、ガッツリ感じて悟り、様々な言葉を我々に残してくれたのです。
マザーのように、5つの感情を、ガッツリ感じる経験をせず、いきなりマザーの言葉を実践すれば、必ず苦しくなるのです。
マザーが経験した苦しみを感じるのです。
マザーが感じたような5つの感情をガッツリ感じる経験をしていないのですから、マザーの言葉を実践できないのは当たり前なのです。
スピリチュアルをかじると、まるで「聖職者」のような振る舞い・言動をしなければいけない!などど、変なスイッチが入るでしょう。
すると、感情を抑え始めます。
経験あるでしょう。
これは、間違いです。まさに「いい子ぶってる」状態なのです。
どっかに「イッチャッタ」人になるのです。
5つの感情をガッツリ感じてください。
それが、テクニックも要らず、誰でもできる方法です。
まず、「怒り」を感じましょう。
誰でもまず「怒り」を抑えることから、間違いが始まります。
怒りを感じてください。
そして、頭に来たら・・・
「海に向かってばかやろう!」と叫んでください。
「ノートにばかやろう!」と感情が落ち着くまで書き続けてください。
私の場合、長淵剛の「ろくなもんじゃねぇ」という曲を、車の中で歌います^^。
怒りを人にぶつけると、後からややこしくなります。
こころの度量の大きい人になら、ぶつけても平気かも^^。
怒りを感じ、解放することは大切です。