いま、60億人の人達が生きてる。

いま、何をしていても、生きてる。

いま、何を想っていても、生きてる。

どんな生き方をしていようと、生きている。

一生懸命生きていようと、生きている。

怠惰に生きていようと、生きている。

息子の遺影を見るたびに思う・・・

12日間の人生。

一生懸命生きた。

苦しみに耐え、苦しみに向き合い、一生懸命生きた。

目で語ってた。

毎日、息子の下へ・・・ただただ、お腹を擦ってた。

お医者さん、看護師さん、精一杯尽くしてくださった。

杏林大学医学部付属病院NICU。

命の恩人のセラピストが見舞いに駆けつけてくれた。

亡くなったときも、すぐに駆けつけてくれた・・・。

息子は、苦しみに耐え、苦しみに向き合い、一生懸命生きた。

そんな12日間の人生を全うした息子の顔・・・。

安らかな・・・

穏やかな・・・

大人な・・・

やさしい・・・

顔。

こんな12日間の人生でも、こんなにステキな顔で、あの世に行くのだよね。

息子は教えてくれた。

息子の生き様は、いまのこころの中に鮮明に残ってる。

亡くなってからも、息子はずっと俺の傍に居てくれてた。

ずっと見守ってくれてた。

「苦しくなかったか?」

「ううん。しあわせだったよ。いまもしあわせに生きてる」。

「そっか(泣)」。

どんな生き方をしようと構わないさ。自分の人生だもの。

自分が亡くなったときの顔・・・死に顔・・・これが、人生のすべてを物語る。

息子の生き様を見て、死に顔を見て、思う。

「苦しい」って、いけないことなのかな?と。

息子は、しあわせだったと言ってた。

「苦しい」って、いけないことなのかな?。

夢を叶えようと、挫折しようと、構わないさ。

身勝手に生きようと、人に尽くして生きようと、構わないさ。

どんな死に顔で、あの世に行くか・・・これが究極の未来予想図だよなと思った。

生き様が、残された者の心に残る。

生き様をこの世に残し、あの世へ行く。

これが、人間だよなって。

眉間にしわを寄せた顔、辛そうな顔では、死にたくないな。

人生の集大成がこれじゃ、いやだもの。

安らかな・・・穏やかな・・・やさしい・・・安心した・・・大人の顔で、あの世へ行きたい。

そのために、どんな生き方をしようかと考える。

息子は、「苦しみを楽しんだ」のだと思ったよ。

だから思う・・・苦しみっていけないのかな?と。

「苦しみの中に喜びがある」・・・息子は身をもって見せてくれた。

息子のように、苦しみを楽しんだら、あんな顔であの世に行けるんだね。

息子のように、苦しみを楽しんだら、たくさんの財産を残していってくれるんだね。

そして、何より・・・本人もしあわせだったんだね。