仏教用語に、山行と里行というものがあります。
山行とは、読んで字のごとく、山に篭って修行するものです。
一方、里行とは、里・・・人が住んでいるところで・・・人間関係を通じて修行することです。

このブログを読んで下さっている方々は、ほぼ例外なく里行の世界にいます。

人間関係を通じて、自分を磨き、輝かせていく修行をするというわけです。

人間関係に疲れることも多いでしょう。疲れたら、リラックスしたくなります。
自然を観る、温泉に浸かる、旅行に行く・・・現実を忘れる時間が欲しくなる、ほっとできる時間が欲しくなります。
夏休みはどのように過ごしたいか?・・・海外旅行、国内旅行、帰省・・・がベスト3だそうです。
すべて旅行ですね。

日ごろの疲れを、ストレスを、現実を忘れる時間を過ごすことで、バランスを取る・・・大多数の方のパターンだと思います。

ここで大切なことは、現実を忘れる時間を過ごすことでエネルギーを充電し、現実の人間関係のストレスと向き合い、気づき、ストレスであったことがストレスで無くなるよう、学んでいくことだと思います。

でなければ、いつまでも、日常でストレスがたまり、現実を忘れる時間を過ごす・・・そしてまた日常でストレスを・・・のパターンを繰り返すからです。

東京のように人が多く、自然が少ない地域は、人間が如何に生きるかによって、地域の自然環境にもはっきり変化が顕われます。自分がしっかりしていないと生きていけませんから、自然と里行をしていきやすい環境になっていると言えるでしょう。

北海道のように、自然に比べ人口が少ない地域は、まだまだ自然が人間を守っています。人がどのような生き方をしても、自然への影響がまだまだ実感するほど変化が起きません。

ゆっくりゆっくり自然は、変化していきます。従って、人間が自ら積極的に自分を見つめ、如何に生きるか?を考え、人間関係から学んでいく・・・それが人口の少ない地域に住んでいる人のテーマでもあります。

田舎にいくほどのんびりしていると、都市圏に住んでいる人は感じることが多いと思います。それは、住んでいる地域が、自然に守られている地域なのか?、人間が守っている地域なのか?によります。

地域によって、時間に対する考え方、感じ方が違うのも然りです。

原油高により、漁師が悲鳴をあげ、国が動きました。このように、まず経済の打撃を受けるのは、地方からです。

札幌ではやはり原油高の影響で、市内バス路線の一部廃止の動きがあり、札幌市が援助する形で継続となった路線がありました。

ここで国の援助というものは何でしょう?。国が援助・・・そのもとは国民の税金です。北海道で言えば、道民税、市民税、所得税・・・国民が収める税金で、自分たちが困っている部分を助けるしくみなのです。

あたりまえなのですが、意外と忘れています。

逆に言えば、国を助けるのは、国民なのです。このようなシステムになっています。

経済もスピリチュアルな法則にのっとって動いています。

自分と国は別だ!という考え方をしている人が多いと思います。別にはなりえません。あなたの払う税金が、自分たちを守るシステムになっているのですから。

「良いものには、良いなりにお金を払う」という考え方の地域・人々は、経済が活性化しています。

一方、「良いかどうかよりも、まず値段が安いかどうかで決める」という考え方の地域・人々は、経済が停滞しています。

更にこれからは、物質的価値観を重要視する地域・人々は、経済が停滞していくでしょう。実際、北海道では、物質的価値観を重要視する会社が、どんどん倒産し始めています。

こころの豊かさを重要視する地域・人々が生き残りを始めています。

物質的価値観を手放し、まずこころの豊かさを追求する・・・すると経済も活性化していきます。

人間関係のストレスも、すべて物質的価値観から発生しています。

物質的価値観・・・一言で言えば、自己中心的な愛です。

原油が更に上がり、ガソリンが185円~190円になるとニュースにありました。

このような時期に、旭川では、ガソリン160円台で販売しているガソリンスタンドが増えています。高いので、お客様が来なくなった。値下げしたら、お客様が来始めたとニュースがありました。お客様が来ても、160円台では、赤字ですが・・・と。

厳しいようですが、これも物質的価値観から来ています。

ガソリンスタンドの方が、自己犠牲になっています。これでは、漁師のケースと同じではないかと思います。

ガソリンを使わなければ、行動範囲は狭まるでしょう。狭い世界に「篭る」方向です。これでは、経済停滞に拍車が掛かるのは自然なことです。これも、何かに気づきなさい!というメッセージ。

地方は、「まず動くこと。守りから攻めへ」。東京のような地域は、「バランスと取ることから、更に強いこころ・打たれ強い心を身につけること」・・・がテーマだと思います。

札幌で生まれ、東京で育ち、現在は札幌に住みながら、仕事で東京と札幌を行き来する自分が感じました。

経済活性化地域と、経済停滞地域の、両方を内側と外側から見た結果です。

すべては、自己中心的な気持ちを手放すことです。

それが里行。

いつもありがとうございます。