こんばんは
久しぶりの更新になってしまいました
ご訪問いただき
ありがとうございます
今日は、、
毎年楽しみにしている
伝説の大道芸人
ギリヤーク尼ケ崎さん
青空公園の日でした…
ギリヤーク尼ケ崎さんは
今年で８９歳になる
日本で最高齢の大道芸人で
パーキンソン病を患い
震える体とともに
全身全霊
魂の舞を
私たちに見せて下さる
日本だけでなく
間違いなく
地球で唯一の方です
毎年晴天にめぐまれていたのだけど
今日は肌寒く朝から雨…
ギリヤークさんの体調を気にしつつ
Facebookでチェックすると
雨天決行とのこと。
小雨降りしきる新宿住友ビルの前の広場には
レインコートを着て準備ばっちりの人たちでいっぱい。
みんなギリヤークさんを一目見たくて
集まった人たち。
二時からの公演だったのだけど
ギリヤークさんはなかなか現れなくて…
何度も
『必ずやりますのでもう少々お待ちください』
という
アナウンスが流れて
私も祈るような思いで
走り回る息子を夫と追いかけながら
ただただ待っていました。
ギリヤークさんの登場を
地面に這いつくばって
待ちかまえている
報道カメラマンたちも
なかなか表れないため
立ち上がったり座ったり…
４０分くらい過ぎたころ…
ついに
黒子の方の
車いすに押されたギリヤークさんが
登場されたの。
一気に
その場は
人々の歓声でいっぱいになり
『ギリヤークさ〜ん
』
という
たくさんの叫び声に
さっそく飛び交う
おひねり。
もうその瞬間
それだけで
感動で胸がいっぱいになって
涙があふれたの。
ギリヤークさんは
本当にぼろぼろの体
もう、裸のまま
魂だけで
私たちの前に
立ってくれた。
集まっていた人たちはみんな
ただただギリヤークさんを応援したい、
その気持ちでひとつになってた。
ギリヤークさんの指先は震え
着替えもおぼつかなくて
途中なんども
“もうこれ以上無理なんじゃないか”と
思うほど
長い長い休止
長い長い着替えの時間があり
中には帰っていく人もいたけれど
ほとんどの人が
ギリヤークさんを信じ
祈り待ち続けていました。
私も
『このまま夜になったらどうしよう』
とか
『途中で打ち切りにされてしまったら…』
とか
とっても不安になったけれど
でもね…
あぁ、これもすべて完璧なんだって
その場を信頼することに
意識を向けるようにしました。
ギリヤークさんの完全なタイミングを
信じればいいんだって。
ギリヤークさんの舞が瞬間、
命の花火のように
盛り上がるとき
雨は突然横殴りに強くなり
まるで舞台演出のようで
自然がギリヤークさんを応援している
すべてのエネルギーが
今、ギリヤークさんに集まっている、、
いや、ギリヤークさんこそが
この世界を支配しているんだって感じた。
そして長い長い時間をかけ
ギリヤークさんは
最後まで
魂の舞を踊りきってくれました。
ほとんど声も出ない状態で…
『私は、日本に生まれて…日本人…』
という
素晴らしい言葉とともに
公演はしめくくられ、
おひねりタイムとなって
みんななんとか
ギリヤークさんの目の前のバケツに
おひねりを入れようと
つめかけていました
もちろん私も
ギリヤークさんの左手をそっと
握らせていただきました
ギリヤークさんの姿を見ていてね
魂にとって大切なことは
すごくシンプルなことなんだって
気付かされたの。
日常を生きていると
「あれやんなくちゃ」とか「あれ買おうかな」とか
「あの人がこう言ってた…」とか
そういうことで頭の中がいっぱいになって
何が自分にとって何が大事なのか
だんだんわかんなくなってきちゃうんですよね。
あれもこれも全部ほしい、
全部やんなくちゃってなっちゃって
自分で自分をがんじがらめにしちゃうの。
でもさ
魂にとっては
「どーでもいい！！」ってこと
ばっかりなんだ！って
思った！！
ギリヤークさんは
どんな悪代官がこの世界を支配しようと
全く関係なくて
どんな世界であったとしても
ただただ
魂の舞を踊り続けているだろうなって思ったら…
そういう、
シンプルな情熱こそが
世界を生み出す光なんだ
それだけなんだって
感じた。
そしてね…
誰しもが自分だけの
命の舞を踊っているんだ
踊りに来ているんだ
って思えたの…
私はずっとダンスに興味があって
本当はダンサーになりたいくらいのエネルギーが
自分の中でくすぶっているような感覚が
ずっとあったんだけど
今日、ギリヤークさんの姿を見て
“舞＝魂が表現するすべて”
だって
気付いたの。
だから…
今の私にとっては
ブログを書くことも
子どもを育てることも
命の舞
そのものなんですよね。
そのことに
気づいてあげられているかどうか…
何事も“気づく”ってことが
世界を認識するために欠かせないツールだから…
私は
私の命の舞を舞うために
地球に来ました。
あなたは
あなただけの舞を舞うために
地球に来ました。
あなたの魂は
何を表したいと願っていますか？
そのことを知っているのは
あなただけ。
あなたの舞を舞うことができるのは
あなただけ。
命の舞を舞うことは
簡単ではないけれど
舞うことを決めて
ただ、踏み出したとき
世界のすべては
自分が創っていたと
知るのでしょう。
今日
震える体で
すべてをさらけ出して
あの場所に立ったギリヤークさんが
あの素晴らしい空間を
すべて
創り出していたように。
今日は息子の二歳の
誕生日でした
子どもと一緒にいると
時空がゆがんでいるような感覚になるほど
時の進みが早く感じます
自分はたいして変わらないのに
子どもは日々日々信じられないくらいの
成長を遂げていくから
相変わらずオッパイ大好き、
予防接種も受けていませんが
元気いっぱい
好奇心のかたまり
音楽が鳴っていると
自然にダンスをはじめます
そういえば！
ちょうど昨日読んだ
プリミ恥部さんの『地球のあたらしい愛し方』に
“胎児はお腹の中で舞を舞って
お母さんのお腹や
外側の世界を浄化している”
って
書いてあった
みんな
踊りに来ているんだね
去年もギリヤークさんの講演の後
ブログを書いていました…