日系企業が海外で進化するコツはローカルへの権限委譲 | Aya Rikitake

Aya Rikitake

PRSJ認定PRプランナー / 薬機法管理者

「日本企業はかつて製造業のルーティンジョブで成長し、GDPが世界2位になった時期もありました。その成功モデルを長く継続してきたゆえに、日本は新ビジネスや人材の育成に遅れてしまいました。当時と現在とは、ビジネスの在りかたも日本の国力も、他国の経済力も変化しています。ローカルの人を信じて、その国の文化に合わせ、その地で働く人々に権限を持たせてください。それが、日系企業が飛躍するための一つの方法だと思います。本社や代表がすべてを掌握する心構えはとても大切ですが、日本に居ながら海外支社の隅から隅までを一人で把握することは不可能です。把握できない部分は、把握できる人に委ねることが大切です」(大塚さん)

日系企業が海外展開で意識すべき採用のポイントを、パーソルケリー・タイ支社の責任者、大塚有子さんに聞きました。

英語版もあります。

(ポーターズマガジン アジア 取材担当記事)