前世があるのかないのかは、分からない。
ただ、私は、
生きていない遠い昔の映像が見えたり、
そこで感じたであろう気持ちになったり、
そんな経験をしている。
特に、戦国時代がよく出てくるから、
私の1番近い前世なのかもしれない。
目の前にいる人の前世らしきものが見てしまう。
そういう経験もしている。
「袖触れ合うも他生の縁」と言われるように、
その目の前にいる人と
前世で何処かで出会っているのかもしれない。
そういう感覚を持つ。
(なかなか伝わらないし、こういう話をそもそもするのは限られた人だけ)
ゆぅさんの前世も一瞬見えた。
お城が見える時代。
その時代のゆぅさんは、女性であった。
着物の柄までが鮮明に見えた。
私もその時代でも女性であったと感じられたから、
ゆぅさんとは仲の良い友達だったのか。
恋敵だったのか。
そこまではわからない。
ただ着物の柄まで見えるのは、
かなり近い存在だったと思われる。
どちらにしても生きるのも女性である事も大変な時代。
そんな時代にどう生きてきた2人だったのだろうと思ってしまう。
その大変な時代に、
私はゆぅさんに
どんな大切な事を教えてもらっていたのだろうか。
今のように、いろいろ教わっていたのだろうか。
本当の事はわからない。
そこを信じるのは難しい。
でも、ゆぅさんに前世の話をした時
「お久しぶりです!」
との返し。
粋だな。
笑ってしまった。
それと同時に、
懐かしくも感じた。
何百年の時を超えて。