【前回までのあらすじ】



さおにゃんがナウシカの真似をしたりゆかりんが《ももいろハート》を奪ったりまぁこ魔王がピッコロ大魔王気取りと相変わらず主人公のあんりんを余所に各自の機体(エヴァ)が暴走を続ける中、謎の美少女・テト(仮名)がゆかりんに人質に取られ、まぁこ魔王が窮地に陥ると言うあんりんは見てるだけと言う状況下…タイトルが『MAH PIECE』になる日も近い?


ナレーション(声・あんりん)「これは五大陸でも五洋建設(すーぴー作者の大学時代のゼミ友人の就職先)でもなく7つの海を舞台に≪海賊王≫を目指す美女子高生・新名杏梨の冒険の旅を描いた…はい?何ですか?ディレクター…台本には≪美女子高生≫なんて無いって?済みません…ちょっと盛ってしまいました…えーこれは≪海賊王≫を目指すJK新名杏梨と義理人情に厚い仲間達の絆を描いた≪任侠モノ≫である…えっ?また話を盛ってる?これは尾田栄一郎先生の名言からの引用だから良いの!…所で今回のあたしの出番これだけじゃないでしょうね?」



海洋冒険ブログ
ANN PIECE


謎の美少女・テト(仮名って書かなくても自明の利か)(10)のホワイトチョコの様な喉元に逆刃刀(現・ももいろソード)の刃先をあてがい演技レッスンを思い出しながら無理矢理凄む戦国美女ゆかりん。



戦国美女ゆかりん「私に≪ももいろソード≫を使わせたくなかったらまぁこ魔王にピッコロ大魔王直伝の≪魔光線≫を打たせるな!」


思わず知らず尻込みをする≪誰が猫の首に鈴を着けに行く?≫鼠状態の一同だったが当の人質であるテトがポツリと一言。



美少女テト「どうせ使えっこないわよ。あんな恥ずかしい技」


でしモン・橙がポンと膝を叩く。実際この言い回しは畳生活が普通であった江戸時代に生まれたもので直立態勢が基本のでしモン・橙には当然無理がある。



でしモン・橙「ホントだ。テトちゃんって頭良いんだね」
でしモン・青「さり気無く年齢設定が3歳上がって10歳になってるしな」
マーボ大魔王「そーだそーだ!やれるもんならやってみろ!」


マーボ大魔王がすーぴー作者の脅威の記憶力を駆使しても確か『キン肉マン』で主役のキン肉マンがやったのが最後の≪お尻ペンペン≫を戦国美女ゆかりんにやったものだから(こいつ≪ももいろハート≫を奪われたんじゃないのか?)怒り狂ったゆかりんが美少女テト(いや美少女って書かないと皆間違えちゃうでしょ?あの栗鼠に似た小動物と)を突き飛ばすと≪ももいろソード≫を振り翳してマーボ大魔王に斬り掛かった。



マーボ大魔王「ふふーん。そんな攻撃避けちゃうもんね。だって大魔王なんだもーん☆」
まぁこ魔王「パパのバカ!」


まぁこ魔王が(威力は左程でも無い)≪魔光線≫第1波をマーボ大魔王に向けて放つ。

衝撃派で吹っ飛び船の手摺りにぶち当たって転がるマーボ大魔王。



マーボ大魔王「こら!まぁこ!!実の父親に向かって≪魔光線≫を打つとは何事か!」


他のキャラに先駆けてマーボ大魔王の所に駆け寄り珍しく優しく抱き起こすあんりん。



あんりん「ご主人…危ない所でしたね」
マーボ大魔王「また君か。随分暇なんだね。ゲストキャラかね?」

あんりん「(てめこの作品のタイトルその口ん中に捻じ込んだろか?)ほらそこの甲板をご覧なさい」

マーボ大魔王「担担麺は吾輩の好物だが…ん?」



ひょいと見ると甲板が物の見事に大きな割れ目を形作っており帆船としては隠しておきたいエンジン室が一部覗いている。

≪ももいろソード≫を手にして半ば幽霊の様に立っている戦国美女ゆかりん。

奇妙なことにその切れ長の美しい瞳は黄色く濁っており、剣から発せられているオーラも桃色と言うよりは24色のクレヨンの中であまり減らない黄土色である。



でしモン・橙「ゆかりん先生どうしたの?」


戦国美女ゆかりんにトコトコ近付いたでしモン・橙にゆかりんがまさかの≪おうどいろソード≫を全力で振り下ろす。



でしモン・橙「えっ…(大好きなゆかりん先生がまさか?)」

でしモン・青「危ないっ!」



次の瞬間一陣の風が吹いたかと思うとゆかりんの剣は無人の甲板に突き立てられていた。


マーボ大魔王「一体何が起こったのかね?実況のゲストキャラ君」

あんりん「(うちの時代が来る迄の辛抱だ)それはあちらの船首をご覧になれば自ずと明らかになります(あ~言い難い台詞!)」



船首の所にマストから右手1本でぶら下がった縄を片手に逆光の夕陽を背に受けて1人の若い男が立っている。

青のボーダーシャツに海色のカーゴパンツで足はこれまた青のビーチサンダルを履いている。

今時珍しいウルウカットの赤茶けた髪に不似合なセーラー帽が載っている。

上背はある方では無いが良質な筋肉が全身にバランス良く付いており百田夏菜子ちゃんやしおりんを思わせるバネを感じさせる。

その碇の刺青の入った左腕にはでしモン・橙が抱えられている。



若い男「こんなマスコット・キャラを刃に掛けるとは…アンタ本当に乗っ取られちまった様だな」


若い男は口に銜えた煙草を吐き出そうとしてでしモン・橙に止められる。



でしモン・橙「ポイ捨てはイケナイんですよ。前に杏果ちゃんがメイキング映像の中で言ってました」

若い男「その通りだな」


相変わらず樽の陰に身を潜めて敵キャラ・ゆかりんに見付からない様にしていたマーボ大魔王がひょいと顔を出して辺りを見回す。



マーボ大魔王「一体何が起こったのかね?解説のでしモン・青君」

あんりん「(うちが実況ででしモン・青が解説って一体?)」

でしモン・青「うーん…僕のIQ140の頭の中のデータバンクにはデータが入っていないな…おかしいな?全人類で上位5%以内に入る知能指数の持ち主なのに(流石に自分でもどうかと思う台詞なので最後は呟く程度で)」

美少女テト「あの人がそうよ」

あんりん「なんなのよ?(しまった!釣られて訊いちゃった)」

美少女テト「伝説の海賊王・ワニシャン」

あんりん「まさか」



変貌後のゆかりんに対して警戒を解かないまままぁこが失笑する。


美少女テト「だったら訊いてみたら?『酸素を作るには?』って」

あんりん「そんな馬鹿馬鹿しいことこの緊迫した状況下で訊ける訳ないでしょ?(あーマジ言い難い台詞!)」

まぁこ「(大声で)酸素を作るには?」



驚く一同を尻目に大真面目な表情を崩さないまぁこ。

若い男は少し笑った様な顔をすると静かに答えた。



若い男「ワニとシャンプー」

まぁこを除く一同「本物だ…」
まぁこ「違う」


まさかワニシャンの贋者が本物より先に登場か?と何で贋者の者は者で本物の物は物なんだ?と言う言葉の不思議さに足を絡め捕られているまぁこを除く一同を余所にまぁこは静かに言った。



まぁこ「酸素を作るには…二酸化マンガンと過酸化水素水だ」
若い男「正解」


若い男がまぁこに軽く片目を瞑って見せた次の瞬間、変貌後ゆかりんが尋常ならざる勢いで若い男に斬り掛かったのだった。



-この続きは明日のブログでね♪(・∀・)


そんじゃまたね(・ω・)



( ̄ω ̄;)むふーん