♪ピンポ~ン!
「この物語は学芸会の延長であり、実在のAKB48のメンバーましてや『マジすか学園』とはあんまし関係ありません」
『板野友美さんとミッシェルちゃん』
ミッシェルちゃんは垂れ耳が可愛い仔犬の女の子です。
茶色のワンピースを着て白いレースのエプロンをしています。
「ママのお手伝いをするの」がミッシェルちゃんの口癖で。
居候先の人間のママにまとわりついては、一生懸命テーブルの上にお箸やお茶碗を並べます。
そんなミッシェルちゃんはAKB48の板野友美さんが大好きでした。
何しろお姉ちゃんだと思っているので。
同じ髪型だし(ミッシェルちゃんのは髪ではなく耳でしたが)
お口の形も同じ(これはホントにアヒル口で一緒)
ミッシェルちゃんは板野友美お姉ちゃんに会いたくて仕方ありませんでした。
でもそれはとても難しいことでした。
ミッシェルちゃんはAKB48シアターに行きたくても行けませんでした(チケットが当たらないので)
ミッシェルちゃんは握手会に行きたくても行けませんでした(CDを買うお小遣いが無かったので)
尤もぬいぐるみの仔犬の女の子が会場をウロウロしていたら大騒ぎになったことでしょうけど。
そんな訳でミッシェルちゃんのたった1つの楽しみは、近所のヨーカ堂で板野友美お姉ちゃんが出ているCMを見ることでした。
「いつかキャンペーンで来て呉れると良いわね」
人間のママはミッシェルちゃんに言いました。
或る日のこと。
いつもの様に人間のママと一緒にヨーカ堂に行き、液晶画面の前に陣取って板野友美お姉ちゃんのCMを見ていると。
「何してるの?」
楽しげなお姉さんの声がしました。
「お姉ちゃん見てるの」
画面を見詰めたままミッシェルちゃんが答えました。
「あれ?板野友美ちゃんだね」
「そうよ。ミッシェルのお姉ちゃんよ」
ミッシェルちゃんの後ろで笑い声がしました。
「どうしてお姉ちゃんだと思うの?」
「同じ髪でしょ?ミッシェルのは耳だけど。それにお口の形も一緒」
「ホントだね~」
声のお姉さんが言いました。
「板野友美ちゃんはきっとミッシェルちゃんのお姉ちゃんね」
「そうよ。お姉ちゃんはだあれ?」
ミッシェルちゃんが振り返るとそこに笑顔で立っていたのは…。
「お姉ちゃんよ」
それではまた。
童話屋すーぴーことすーぴーマンでした。
「この物語は学芸会の延長であり、実在のAKB48のメンバーましてや『マジすか学園』とはあんまし関係ありません」
『板野友美さんとミッシェルちゃん』
ミッシェルちゃんは垂れ耳が可愛い仔犬の女の子です。
茶色のワンピースを着て白いレースのエプロンをしています。
「ママのお手伝いをするの」がミッシェルちゃんの口癖で。
居候先の人間のママにまとわりついては、一生懸命テーブルの上にお箸やお茶碗を並べます。
そんなミッシェルちゃんはAKB48の板野友美さんが大好きでした。
何しろお姉ちゃんだと思っているので。
同じ髪型だし(ミッシェルちゃんのは髪ではなく耳でしたが)
お口の形も同じ(これはホントにアヒル口で一緒)
ミッシェルちゃんは板野友美お姉ちゃんに会いたくて仕方ありませんでした。
でもそれはとても難しいことでした。
ミッシェルちゃんはAKB48シアターに行きたくても行けませんでした(チケットが当たらないので)
ミッシェルちゃんは握手会に行きたくても行けませんでした(CDを買うお小遣いが無かったので)
尤もぬいぐるみの仔犬の女の子が会場をウロウロしていたら大騒ぎになったことでしょうけど。
そんな訳でミッシェルちゃんのたった1つの楽しみは、近所のヨーカ堂で板野友美お姉ちゃんが出ているCMを見ることでした。
「いつかキャンペーンで来て呉れると良いわね」
人間のママはミッシェルちゃんに言いました。
或る日のこと。
いつもの様に人間のママと一緒にヨーカ堂に行き、液晶画面の前に陣取って板野友美お姉ちゃんのCMを見ていると。
「何してるの?」
楽しげなお姉さんの声がしました。
「お姉ちゃん見てるの」
画面を見詰めたままミッシェルちゃんが答えました。
「あれ?板野友美ちゃんだね」
「そうよ。ミッシェルのお姉ちゃんよ」
ミッシェルちゃんの後ろで笑い声がしました。
「どうしてお姉ちゃんだと思うの?」
「同じ髪でしょ?ミッシェルのは耳だけど。それにお口の形も一緒」
「ホントだね~」
声のお姉さんが言いました。
「板野友美ちゃんはきっとミッシェルちゃんのお姉ちゃんね」
「そうよ。お姉ちゃんはだあれ?」
ミッシェルちゃんが振り返るとそこに笑顔で立っていたのは…。
「お姉ちゃんよ」
それではまた。
童話屋すーぴーことすーぴーマンでした。