13日の夜、NOAHの三沢社長がお亡くなりに。46歳は早過ぎるし、リング上&試合中に…これは馬場さんの時などと比べたら正直、何倍もショッキングな出来事。

翌日(14日)は盛岡にいたのでわからないが、日テレでは追悼企画をいろいろ放送していた様子。そんな中観戦していたのが「結婚記念プロレス」…。


NOAHはもちろんのこと、新日など各団体は試合前に黙祷するなど、どちらかと言うと暗の雰囲気だったようだが…大釜では一切なし。
おそらく会場に来てる人はみんなこの出来事を知っているし、しっかりその事実を受け止めているだろう…私はそれだけでいいと思うので、おめでたい席で何もなしというのは正解、と思う。


もちろん試合もお祝いムードで進むし、締めのマイクでも何も触れない。そうでなければ佐藤ブラザーズが新郎をケーキに突っ込ませ、クリームまみれなんてことはできないかな…と。


三沢社長は「プロレスは何でもあり」って強く言っていたが…今回の興行がまさにそれだった気がする。そう、プロレスはこれでいいんだ!



試合はどれも白熱!妙に気合が入ってるというか…とにかく5試合全ていい試合だった!これが全ての答え…ただ誰もバックドロップを出さなかったのは記しておこう…(詳細は後日)


プロレスラーって、ある程度無理しなきゃいけないし無理ができる…でないと、あんな激しい闘いはできない。社長はちょっとだけ無理しすぎた…そう、それだけだと思う。



そして15日…また悲しい出来事が。大阪プロレスのレフェリーのテッドタナベさんがお亡くなりに。同じ46歳というのが悲しすぎる…


テッドさんはみちプロを初期から支えていた方、というかテッドさんがいなければみちプロって無かったような気がする…その前は伝説の団体“W☆ING”でもレフェリーしてたし、各団体を渡り歩き、まさにインディー界の重鎮的存在。みちプロとしてはテッド氏の訃報は衝撃的なはず…


正直言って…テッドさんがいた時のみちプロこそがいわゆる全盛期。私もこの頃は熱かったし若かった…事務所に電話すると出るのは大体テッドさん。今だから言っちゃうけど、結構チケット関連はいい思いさせてもらいました。感謝です!

青森のみちプロって当時「他の県よりいいカードなんだよね…」ってよく言われていたが、これはまさにマッチメーク担当のテッド氏のおかげだろう。


そういえば…何年か前、弘前で「GOSAKU興行」があった時、ほんとはみちプロが1試合提供するからついてきただけなのに…なぜかメインのデスマッチ(GOSAKUvsポーゴ)を裁くことになって笑って引き受けていたテッド氏…そう、電流爆破デスマッチも何試合か裁いてたっけ。盛岡の大仁田戦は印象的でした…


ちょっと前にはなぜか人生社長とシングルマッチ、ってのもありました。とにかく…もうあのレフェリングが見れないのが、残念です。


最後に…購入したパンフに載っていたテッド氏の結婚お祝いコメント…「もし夫婦喧嘩になりましたらいつでもレフェリーしに行きますので…」
もうできないじゃん(泣)



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