6月20日、21日はSUPER GTの第4戦
「SUPER GT インターナショナルシリーズ マレーシア」
が開催されました
今回も気候に負けない、熱いバトルが繰り広げられました
SUPER GT 第4戦
20日に行われた予選。
そこで強烈な印象を与えたのは、日産のGT-R勢だった。
本山、トレルイエ組の1号車
「MOTUL AUTECH GT-R」が
PP(ポールポジション)をゲット
2番手には3号車の
「HASEMI TOMIKA EBBRO GT-R」が
食い込んだ。
今回のレースからはGT-R勢に搭載された
新兵器のエアコンが早速効果をあげる結果となった。
21日の決勝、いきなりトラブルは起きた
PPからスタートの1号車がなんと
ミッショントラブルでピットスタートとなる波乱。
事実上3号車が先頭でレースが開始される。
先頭を走る3号車を激しく追い立てるのは
18号車の「ROCKSTAR 童夢 NSX」だ。
しかし3号車は2秒のマージン(リード)を保ちながら
周回を消化していく。
30週目に3号車がピットイン。ここでドライバーを安田にスイッチ。
18号車も道上にドライバーをスイッチするが
直後に12号車「IMPUL カルソニック GT-R」に
追突されてスピン、これで一気に順位を落としてしまう
代わって3号車を追う事になったのは
8号車「ARTA NSX」と17号車「KEIHIN NSX」。
しかし2台が激しく争えば争うはど
先を走る3号車が遠のいていくばかり
結局3号車は20秒近いマージンを稼ぐことに成功し、余裕の優勝
2位は17号車、3位は8号車とNSX勢が続いた。
3号車のロニー・クインタレッリは通算2勝目
GT500クラス初年度の安田は嬉しい初勝利を挙げた
一方GT300クラスでは大波乱
20日にウェイトハンデに関する車両規定違反で
予選タイム末梢となり、決勝は最後尾からスタートとなった
加藤、吉本組の2号車「APPLE・Shiden」が
決勝レースで先行車を次々と抜いて見せ
終わってみれば大逆転勝利素晴らしい走りを見せた
次戦の第5戦「SUGO GT 300キロ」は
7月25日、26日にスポーツランドSUGOで行われる。
SUGOは毎年荒れるレースとなるだけに来月も楽しみである
それでは、また