僕はこのニュースを聞くと、本当に怒りがこみ上げてきます![]()
日本のアニメやTVゲームが徐々に日本文化に台頭する中、
政府は日本が世界に発信できる漫画やアニメ、TVゲームを
収集・展示する美術館「国立メディア芸術総合センター」の
建設費用が、平成21年度補正予算で計上されたようです。
しかしただでさえ600兆円とも言われる借金大国
日本が
117億円の事業費を投じてまでも造る必要があるのでしょうか![]()
今までも散々に批判された「国立メディア芸術総合センター」![]()
何でも漫画、アニメ好き
な麻生首相の肝いりらしいのだ。
しかし民主党の鳩山代表からは
「総理がアニメ好きなのは分かるが、
そんなにお金を使う必要があるのか
」と批判されたり
民主党からは「首相の肝いり施設」「国営マンガ喫茶」などと
皮肉たっぷりにこき下ろされていた![]()
当の漫画家からも異論が噴出する始末![]()
ある女性漫画家は
「漫画家も読者も日々の生活が苦しい中、
ハコモノと天下りが残るなんて最低のギャグです。」と批判した![]()
その批判の渦の中、与謝野経済財政担当相は5月29日に
「安倍内閣から始まって、福田内閣の時代に決まった話だ。」
河村官房長官も6月1日に
「平成19年2月に閣議決定され、
補正予算に突然出てきたものではない。
『国営マンガ喫茶』と呼ばれるのは遺憾なことだ。」と反撃した。
だが国会での補正予算案審議中に
なぜこれを言わなかったのかを質問すると、勢いがショボン![]()
与謝野氏は「説明不足を反省するばかり。」とすれば
河村氏も「どういう手続きを踏んだのか精査していた。」とした。
だが今頃になって分かったということは
経緯をよく知らなかったということにもなる。
十分に審議もされないまま、無駄に117億円が使われようとしている。
さらに117億円だけでなく
このハコモノは天下りの温床になるのは間違いない![]()
庶民がこんな苦しい生活を余議なくされているのに
本当に怒り心頭のニュースである![]()
こんな金があるならもっと使うべきところがあるだろ
と言いたくなる。
それでは、また![]()