自民党は18日の午前、東京都内のホテルで
定期党大会を開きました。
麻生太郎首相は演説で、持続可能な社会保障制度構築のためには
「中福祉・中負担」が必要であると訴え
消費税増税を改めて訴えました。
しかし国民目線
から見れば消費税増税の前に
やることがあるのではないか
と文句を言いたくなります![]()
自民党大会で演説する麻生太郎首相
演説で麻生首相は、持続可能な社会保障制度構築のためには
「中福祉・中負担」が必要であると唱えた。
その上で2009年度税制改正関連法案付則への
消費税の増税明記は譲れないというスタンスを改めて強調した。
「経済危機にきちんとした対応案を示せるのは
自民党しかあり得ない。
その先頭の立ち、衆院の総選挙に向けて全力を挙げます。」と
決意を示した。
首相は消費税について
「経済状況の好転後、消費税を含む税制抜本改革を
11年度から実施できるよう必要な法制上の措置を
あらかじめ講じると閣議決定している。」と話し
「行政のスリム化が大前提。」と語り、周囲の理解を求めた。
また、首相はこう続けた。
「国会制度やあり方を見直さなければならない。
衆参両院で似通っている選挙制度の見直しが必要になる。」
と話し、衆参の“ねじれ国会”で
思うように法案が通らない現状を見、
国会改革や選挙制度の見直しについて取り組む方針も明らかにした。
今回の演説で改めて消費税の増税に強い決意を見せた麻生首相。
しかし急速な景気悪化で連日のように
派遣切りなどいわゆる雇用が悪化している現状を見ています。
そんな中、まともな雇用・経済対策をしないで
消費税の増税を言われても国民は理解を示さないでしょう。
さらに現在では多くの税金が無駄に使われている現状も見逃せません。
そこにメスを入れずに増税では、余計に国民は納得しないでしょう。
増税の前に経済・雇用政策を
国民の声に耳を傾けなければ、選挙に勝てないと思います。
それでは、また
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