現在、中東の国イスラエルが
パレスチナ自治区のガザ市を攻撃し、国際的に非難されています![]()
なぜならばパレスチナ側は病院
や学校
を攻撃され
多くの女性や子ども達が死傷しているからです。
そんな中、またイスラエルの“蛮行”が繰り返されてしまいました。
国連人道問題調整事務所(OCHA)は9日、
パレスチナ自治区のガザ近郊のザイトゥン地区で5日、
イスラエル軍が約100人のパレスチナ人市民を
1軒の住宅の中に集めた後、そこを砲撃し
約30人が死亡したと発表しました。
住宅内にいた半数は子どもという情報もあり、
もはやイスラエルの蛮行と非難されても仕方がありません。
イスラエル軍の攻撃により炎上するパレスチナ自治区のガザ市
イスラエル軍の“蛮行”は止まらない。
OCHAは住宅内にいた約100人の内、半分が子どもだったとして
イスラエル軍の砲撃を厳しく非難。
病院の救急医療部長も「これは虐殺だ」と非難している。
砲撃から奇跡的に生き残った女性(29)の話によると
複数のイスラエル兵が4日の朝、ザイトゥン地区の一角に固まって住む
市民100人以上を1軒の住宅に集め
「動くな、何もするんじゃないぞ。」と言い残し、立ち去ったという。
そして5日の朝、事態は急変する。
イスラエル軍戦車が、突如住宅を砲撃したのだ。
1発は住宅を直撃、もう1発は敷地内に着弾したという。
女性の子ども6人のうち2人は砲撃で死亡、
この女性は奇跡的に住宅の外へ逃げ、一命を取り留めたという。
これらの事を受け、国連安全保障理事会は8日の夜、
両者に停戦要求決議を採択した。
決議案は全会一致による採択かと思われたがアメリカの棄権で実現しなかった。
アメリカ・ライス国務長官は
「続行中のエジプトの仲介努力の結果を見極めることが
重要だと考えた。今回は棄権します。」としたうえで
決議内容には賛同していると強調した。
この背景にはアメリカはイスラエルと同盟関係を結んでいるのがある。
しかしイスラエル軍の蛮行が国際社会から非難される中の
今回のアメリカの棄権は苦渋の決断だったと思う。
しかしパレスチナ情勢のこれ以上の悪化を防ぐためにも
国際社会が協力して、事態の収拾を図ってほしいところである。
それでは、また
