これがイラクでのブッシュ大統領への評価でした。
ブッシュ大統領は14日、イラク・バグダッドを電撃訪問し
イラクのマリキ首相らと会談した。
その首相との共同記者会見で、イラクのテレビ局記者が
いきなりブッシュ大統領に左右の靴を投げつけました![]()
大統領は間一髪でかわしましたが、波紋は広がる一方です。
靴が投げつけられたブッシュ大統領(左)を
かばおうとするイラク・マリキ首相
これがイラクでのブッシュ大統領に対する“評価”だった。
それを象徴する事件が突然起きた。
イラク・マリキ首相との共同記者会見の時、イラクのテレビ局の
男性記者が突然立ち上がり、
「これはイラク人からの別れのキスだ
この犬め
」
とアラビア語で叫び、左右の靴をブッシュ大統領に投げつけた。
男性記者とブッシュ大統領との距離は、だいたい
、
メートル程。
突然投げつけられた2足の靴を
ブッシュ大統領は巧みにかわし、事なきを得た。
「事実を得たいなら(投げられた靴は)サイズは
だよ。」
と後にジョークを飛ばすくらいの余裕だったとか。
一方の左右の靴をブッシュ大統領に投げつけた男性記者は
すぐさま警備員に取り押さえられ、連行された。
しかし地元では「彼の行為は男の中の男の行為だった。」
「彼は本当の英雄だよ。」と称賛する声
が後を絶たない。
ちなみにイラクで犬は、さげすまれている(軽蔑されている)
動物の1つである。
さらに靴を投げる行為は、相手に対し最大限の侮辱にあたる行為なのだ。
来年の1月で任期が終わるブッシュ大統領。
今回のイラクの電撃訪問で、両国が締結した地位協定や
治安改善など、イラクに進出した成果を強調したかったはずだ。
しかし終わってみれば、後に課題と皮肉を残す結果となった。
新しく大統領になるオバマ氏はイラク政策をどう進めていくのか
注目してみてみたい
それでは、また
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