歯止めがかからない株価の下落
と円高
・・・![]()
この金融不安、この先一体どうなってしまうのでしょうか![]()
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そんな中でも円高
を逆に利用しているところもあります。
大手のイオンは27日、急激に進む円高
を受けて
還元セール「がんばろう日本
とことん価格」を
11月1日からジャスコで行うと発表しました。
すでに今月18日から値下げしている1000品目に加え
新たに300品目を円高
メリットを先取りして
10%~30%値下げ
する方針だそうです。
その対象となるのは
ワイン、マグロ、牛・豚などの畜産品、調理器具、羽毛布団など。
18日から実施している安売りセールでは
値下げ
対象商品の売り上げが50%伸びている
など
消費者の支持を集めた。
これも景気不安の影響だろうか。
イオンの近沢専務は、この現象をこう分析した。
「1円でも10円でも安くという節約意識が高まっているのでは。」
さらに、こう付け加えた。
「1、2か月円高
が続けば、品目を増やす可能性があります。」
11月以降の円高進行の具合によっても
セールの対象商品が増える可能性もあるという。
また、イトーヨーカ堂も29日から11月3日まで
期間限定「円高還元セール第2弾」の特売セールを行うという。
こちらでは約50品目について最大30%値下げ
する方針。
このようにスーパー各社は冷え込む購買意欲を少しでも刺激するため
同様の値下げセールを今後も行う見通し。
今後は値下げ競争が加速しそうだ![]()
しかし円高
が進むということは、外需に頼っている日本には大打撃
だ。
米国発の金融危機が実体経済に飛び火し
東証1部全体では7期ぶりに減益
になることがほぼ確実である。
「景気悪化に伴う需要減少」「急速な円高」「世界的な株安」
この3つが大企業に重くのしかかっているのである。
日本の自動車産業の大手、トヨタ自動車は
通期の連結決算で営業利益予想を当初の1兆6000億円から
数千億円規模で下方修正
する公算が大きいと言われる。
さらに円高、株安が引き金となり急激に景気が悪化し
ほんの数か月前までは物価高のインフレーションだったが
今回ま全く逆のデフレーション(物価安)が起こる可能性がある。
どちらにせよ、政府の早急な対策が必要である。
この不安、一体どこまで続くのであろうか![]()
それでは、また![]()