またしても会心の勝利でした![]()
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16日、ボクシングのダブル世界戦
「ワールドプレミアム世界ダブルタイトルマッチ」
が
東京の国立代々木第1体育館で行われました。
そこで世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の
日本のエース
長谷川穂積選手が、同級2位の
アレハンドロ・バルデス選手(メキシコ)と対戦。
そして前回防衛同様の2回TKO勝ちし
見事7度目の防衛を果たしました![]()
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本当にすごいと思います![]()
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試合前、珍しく長谷川選手は“ある不安”を口にした。
「ついに来たか、と思いました。」
相手のアレハンドロ・バルデス選手は左利き(サウスポー)の選手。
「僕が負ける時はサウスポーだと思いますんで。」
長谷川選手の唯一の不安
は、サウスポーに苦手意識があることだった。
昔、サウスポー同士対決を行った時
試合には勝ったものの、序盤から攻撃の空振りが目立ち
強固のディフェンスを誇る長谷川選手の顔に
次々とパンチを浴びた。試合にはなんとか辛勝したが
この時からサウスポーには苦手意識を持ったという。
この試合が始まる前、6度ベルトを防衛
していたが
相手はいずれも右利きの選手だった。
苦手のサウスポーを攻略できるか、そして鬼門といわれる
7度目の防衛を果たすことができるか、注目が集まった。
第1ラウンドは無難に消化し、むかえた第2ラウンド。
序盤から挑戦者のボディにきれいなパンチを決め
バルデス選手は嫌がり、ガードがやや下がって来た。
そしてラウンド終盤、立て続けにパンチを浴びせダウンを奪うと
その後は相手を立ち直らせることなく攻撃を浴びせ続け
見事第2ラウンド途中でのTKO勝利となった![]()
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苦手のサウスポー対決を制し
見事7度目の防衛をTKO
で飾った長谷川穂積選手(写真奥)
7度目の防衛は現役王者では最多防衛となる![]()
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おめでとうございます![]()
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一方、世界フェザー級タイトルマッチは挑戦者で同級9位の
粟生(あおう)隆寛選手(24)が
王者オスカー・ラリオス選手と対戦しました。
粟生選手は序盤は試合を優位に進め
第4ラウンド、右フックでダウンを奪いました。
その後も的確に攻撃を当て、王者相手に堂々と闘いましたが
疲れが見えてきた終盤に王者の反撃を受け
結局判定で2-1と敗れてしまいました

ですが、王者相手に大健闘
これからの活躍に注目したいところです。
序盤、激しく打ち合う両者。
挑戦者の粟生選手は王者相手に敗れはしましたが、大健闘です![]()
それでは、また
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